前作の25年後を描く「ツイン・ピークス The Return」が7月よりWOWOWで独占放送開始されることが決定した。

TVシリーズ最終回でローラがクーパー捜査官に「25年後に会いましょう」と告げた通り、25年後の世界を描く新作。前作同様デヴィッド・リンチが監督をする本作は、米SHOWTIME局で5月21日より放送開始される。カイル・マクラクラン、アマンダ・セイフライド、ナオミ・ワッツ、モニカ・ベルッチなどキャスト217人が発表されるものの、内容は謎のまま―。その期待が膨れ上がっている。

「ツイン・ピークス」は1990年から1991年にかけて全30話が全米ABCネットワークで放送、さらに1992年には劇場版『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』が公開された。『エレファント・マン』『ブルーベルベット』の奇才デヴィッド・リンチが製作総指揮として初めて手がけたTVドラマとして話題になり、その人気は社会現象と化した。日本ではWOWOW開局時の目玉として1991年から初放送。作品に魅了された“ピーカー”と呼ばれる熱心なファンが出現し、“カルト” “ハマる”などの言葉が普及。海外ドラマブームの火付け役ともいわれる伝説のテレビシリーズと称された。

また、謎に包まれたままの続編の放送を前に、WOWOWでは旧作全30話を5週連続で放送する「ツイン・ピークス」オールナイトが6月23日（金）23:00より放送される。新作の放送を前に、一気見するチャンスとなっている。