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デヴィッド・リンチ監督のドキュメンタリー映画『David Lynch: The Art Life(原題)』が2018年に日本で公開されることが決定した。

5月17日に開幕する第70回カンヌ国際映画祭で伝説的TVドラマシリーズ「ツイン・ピークス」25年ぶりの新作が2エピソードプレミア上映されるデヴィッド・リンチ監督。日本での放送も決定し、話題を呼んだ。本作は、今再び世界を騒がせる、映画界で最も得体の知れない監督であるデヴィッド・リンチの謎を紐解くドキュメンタリー映画。

映像作品のみならず、絵画、立体、写真、音楽など様々な方法で表現活動を続けているリンチ。本作では、リンチ自身がプライベート映像と共に、幼少期の家族との思い出や、同居人であったJ・ガイルズ・バンドのピーター・ウルフ、後に『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』の美術監督を務めるジャック・フィスクとの出会い、そしてフィラデルフィアでの暮らしや妻ペギーの出産を経て、長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』に至るまでを語る。その言葉から、彼の作品には過去の恐怖や苦悶の記憶が大きく反映されていることが分かる。

リンチはこう語る「絵を描いたり何かするたびに、新しいアイデアが浮かんでくる。だが、しばしば過去がアイデアを生み出し、色付けをする。だから新しいアイデアであっても、過去が関わってくるんだ」―。

映画『David Lynch: The Art Life(原題)』は2018年に公開!
監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネール・ガード=ホルム
出演:デヴィッド・リンチ