世界中が感動したベストセラー小説を実写化した映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』の予告編が解禁された。

ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、いつまでもヘロイン中毒から抜けだせずにいた彼の前に突然現れた、一匹の野良猫ボブ。彼らは支え合い、困難を1つ1つ乗り越え、やがて“一人と一匹”の人生は大きく変わっていくことになり―。ジェームズとボブの実話を描いた原作の小説は、イギリスで150万部を超えるベストセラーとなり、世界30か国以上で出版された。主役のジェームズを演じるのは、英国俳優ルーク・トラッダウェイ。彼の薬物中毒治療をサポートするヴァルをジョアンヌ・フロガットが演じる。

今回、本作の予告編映像が解禁された。ジェームズはロンドンの街角で歌うストリート・ミュージシャンだが、足を止める観客もなく、日々の食事にも困り、ゴミ箱をあさって飢えをしのぐ生活を送っていた。そんな社会のどん底にいた彼の運命を変えることになるのが、ある日迷い込んできた一匹の野良猫。“ボブ”と名付けられた相棒はやがて注目の的となり、ジェームズの毎日にさまざまな出逢いやチャンスを引き寄せ、生きる希望を与えていく。本作では、ほとんどのシーンで本物のボブが“自分の役”を演じていることにも注目だ。長く険しい薬物治療、家族との確執、そして人生をもう一度やり直すために二人が力を合わせ困難を乗り越えていいく様子は、世界を感動で包み込んだ。映像の冒頭で、本作のロンドンプレミアを訪れたキャサリン妃の姿が映し出されているが、キャサリン妃に頭を撫でられる茶トラの猫、そして傍らに寄り添う青年こそが、この“奇跡”の物語の主人公たちだ。

映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は2017年8月26日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開!
監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:ルーク・トラッダウェイ、ジョアンヌ・フロガット、ルタ・ゲドミンタス、アンソニー・ヘッド
配給:コムストック・グループ
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