E・バンカー原作の同名ハードボイルド小説を完全映画化した『ドッグ・イート・ドッグ』で主演のニコラス・ケイジが“見たことがないほどの凶暴性を見せる”本編映像が解禁された。

裏社会を舞台に、まさに“喰うか、喰われるか”=“DOG EAT DOG”の息詰まる状況をぶっ飛んだトリップ映像と容赦ないバイオレンス描写で描いたクライム・サスペンス。長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイ(ニコラス・ケイジ)はムショ仲間だったコカイン中毒のマット・ドッグ(ウィレム・デフォー)、巨漢の取り立て屋ディーゼル(クリストファー・マシュー・クック)と再会。お先真っ暗な人生とサヨナラしたい3人は報酬75万ドルの大仕事の依頼を受けるが、事態は最悪な展開を招き追われる身となる。史上最凶トリオが一世一代の賭けに出る―。

今回解禁された本編映像は、黒人ギャングを誘拐し麻薬を奪い取ろうとする凶暴なニコラス・ケイジの姿を映し出している。警官のふりをして偽物のパトカーに連れ込んだギャングを容赦なく痛めつけるトロイ(ニコラス・ケイジ)。その様子を笑いながら眺めるマッド・ドッグ(ウィレム・デフォー)とディーゼル(クリストファー・マシュー・クック)。まさしく本作で幾度となく描かれる極悪人同士の“喰うか、喰われるか”の世界を切り取った1シーンだ。このシーンの撮影についてウィレム・デフォーは「危ないエリアで撮影していたりもしたので、通りで僕たちが暴力的なことをしているのと同じことが通りの端の方でリアルに起きてたりする環境だった」と撮影の舞台裏を明かしている。

長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイはムショ仲間だったコカイン中毒のマット・ドッグ、巨漢のディーゼルと再会。お先真っ暗な人生とサヨナラしたい3人は、イカれた地元ギャングの首領から、ある仕事の依頼を受ける―。それは借金を返済しない男の赤ん坊を誘拐すること。一見、簡単に見えた報酬75万ドルの大仕事だったが、辞退は最悪な展開を招き、3人は追われる身となってしまう―。まさに“喰うか、喰われるか”の状況のなか、果たして、生き残るのは―。

映画『ドッグ・イート・ドッグ』は2017年6月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開!
監督:ポール・シュレイダー
原作:エドワード・バンカー「ドッグ・イート・ドッグ」(早川書房)
出演:ニコラス・ケイジ、ウィレム・デフォー、クリストファー・マシュー・クック
配給:プレシディオ
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