マイケル・ファスベンダー×アリシア・ヴィキャンデル最新作『光をくれた人』のアリシア・ヴィキャンデルへのインタビュー映像が解禁された。

多くの人を感動させたM・L・ステッドマンによる世界的ベストセラーを原作に、マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが共演。赤ん坊の実の母親役にレイチェル・ワイズと豪華キャストが勢ぞろい。オーストラリア西部の孤島で暮らす灯台守のトムとその妻イザベルは強い絆で結ばれていたが、イザベルは2度の流産に傷ついていた。そんな中、女の子の赤ん坊が乗った謎のボートが流れ着く。4年後、愛らしく育った娘と幸せの絶頂にいた夫婦は、娘の生みの親と偶然出遇う。娘の本当の幸せは?夫婦の愛の行方は?苦悩の果てに二人が選んだ道とは―。

今回、アリシア・ヴィキャンデルへの貴重なインタビュー映像が解禁された。戦争の傷跡で心を閉ざし、孤独だけを求めオーストラリアの孤島で灯台守となったトム(ファスベンダー)と出会い、彼を孤独から救い、愛を育んでいくのが、アリシア・ヴィキャンデル演じるイザベル。本作の脚本を読んで「号泣してしまった」と語るヴィキャンデルは、本作が世界で“時代を超えたラブストーリー”と評価されている理由を「普遍的なことを描いているからよ。感情豊かな登場人物たちの様々な愛を描いているの。恋人同士だけでなく、親子や友人同士の。誰もが本物の愛を見つける物語だからよ」と答える。

心を閉ざしたトムを孤独から救ったイザベル、そして自分の全てを捧げてイザベルを守るトム。美しい心を持つ二人が、どうして島に流れてきた赤ん坊を、我が子として育てるという選択をしてしまうのかについては「この映画の登場人物は、全員善良な心を持っているけれど、彼らがいつも道徳的に正しい判断ができるとは限らない。でも、彼らの判断は過ちだったかもしれないけれど、誰かを思う純粋な愛がそうさせたものなの」と語っている。「だから、この物語に、私が脚本を読んで号泣したのと同じように、たくさんの人々が心を動かされている。それがとても嬉しいわ」と世界中で“時代を超えたラブストーリー”と評価されていることへの喜びを語った。

映画『光をくれた人』は全国で公開中!
監督:デレク・シアンフランス
原作:M・L・ステッドマン「海を照らす光」(古屋美登里訳/早川書房)
出演:マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズ
配給:ファントム・フィルム
2016年/アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド/133分
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