福田雄一監督、菅田将暉、阪口大助

『銀魂』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月22日(土)に新宿バルト9で行われ、菅田将暉、福田雄一監督に加えて阪口大助がサプライズ登壇した。

7月14日(金)の公開から21日(金)までの8日間で、観客動員数100万人を突破し、興行収入は13億円と大ヒットを記録している本作。今回行われた大ヒット御礼舞台挨拶には、劇中で志村新八役を演じる菅田将暉と福田雄一監督、そしてアニメ版「銀魂」で新八役を演じる阪口大助が応援ゲストとして登壇した。

小栗旬らも出演する自身が演出を務める舞台の稽古を途中で抜けてきたという福田監督。この日はオレンジ色の麻のシャツで登場したが、実はこのシャツは「菅田君が作ってくれて、去年の誕生日にもらったの」と明かすと場内からは大歓声が沸き起こり、菅田も「(本作のロケで)東京から広島に行く新幹線の中で(作った)」と明かした。また、先日行われた公開直前イベントで、本作に主演の小栗が自身が過去に演じた「花より男子」の花沢類風に観客の名前を呼び好評を得ていたが、この日も誕生日だという観客に菅田が「ふーたば」と名前を呼び、首をかしげる仕草。思わぬサービスに観客からは興奮の声が上がった。

今回無事に大ヒット御礼を迎えることが出来た本作だが、菅田は周囲から面白いという反響を受けているといい「年齢問わずみんな笑ったって言ってくれて嬉しい」と笑顔を見せ、福田監督も「嬉しいです。ファンからも面白かったですって言っていただいて、ホッとしました」と安堵の表情。そんな菅田のキャスティングについて、福田監督は「自信はあった」と明かし「(菅田が)初日から元気で、『当たり役来た!』って言ってました」と振り返った。

ここで、アニメ「銀魂」と映画がコラボしたCMを上映すると、菅田と福田監督にはサプライズで声優の阪口大助が登壇。これに二人は大興奮で、福田監督は「本物だ!すげーー」と満面の笑みを浮かべた。さらに福田監督からの「おいぃぃぃ」って言って欲しいというリクエストに、その場で披露する阪口。さらに菅田にもやって欲しいという振りに、菅田は躊躇したものの「おいぃぃぃ」を披露した。興奮が冷めない福田監督は「続編があったら出てもらいたい」と突然のオファー。阪口は「うっすらと天人の中に入っちゃうとか。今回の山田君みたいに“取ったら!”みたいな」とサプライズ出演も提案。そんな阪口は本作の公開を楽しみにしていたようで「ひっそりと一人で観に行きました」と明かし「すごかった!全員・・・か?ムロさんと佐藤さん・・・。別の世界で生きてた。すげー、笑った。どうしようって」と自由な演技を見せたムロと佐藤に戸惑った様子を明かした。

また、福田監督は「もうちょっと大ヒットしたら(アニメ版のメインの声優)三人揃ってきてくれないかな?そうしたら小栗、橋本も召集する。(小栗は)いまダンスで真っ青になってるから(笑)」と期待を持たせる発言。最後に阪口は「100万人ですか?じゃもっといきましょうか。アニメも10月から放送されます。ギャグ中心で」と「銀魂」ファンを喜ばせる発言、菅田は「何度見ても気づけるところがあるので、また誘って見に来てください」と本作をアピールした。

累計発行部数5,100万部を突破する週刊少年ジャンプ(集英社刊)の看板コミック「銀魂」(空知英秋)を実写映画化した本作。脚本・監督を「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が務め、主演の小栗旬をはじめ豪華キャストが集結。江戸時代末期、日本の鎖国を解放したのは、黒船ではなく宇宙船だった―。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った新八と神楽が営む万事屋(よろずや)の周りで起こる事件や騒動の数々。果たして、今日はどんな事件が起きるのか?

菅田将暉

阪口大助

福田雄一監督、菅田将暉

菅田将暉と阪口大助の写真を撮る福田雄一監督

菅田将暉


映画『銀魂』は全国で公開中!
監督・脚本:福田雄一
原作:空知英秋「銀魂」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎、堂本剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
©空知英秋/集英社 ©2017 映画「銀魂」製作委員会