世界中が感動したベストセラー小説を実写化した映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のメイキング映像が解禁された。

ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、いつまでもヘロイン中毒から抜けだせずにいた彼の前に突然現れた、一匹の野良猫ボブ。彼らは支え合い、困難を1つ1つ乗り越え、やがて“一人と一匹”の人生は大きく変わっていくことになり―。ジェームズとボブの実話を描いた原作の小説は、イギリスで150万部を超えるベストセラーとなり、世界30か国以上で出版された。主役のジェームズを演じるのは、英国俳優ルーク・トラッダウェイ。彼の薬物中毒治療をサポートするヴァルをジョアンヌ・フロガットが演じる。

今回、本作のキャスト・製作陣へのインタビューや本人役で出演したボブ(猫)の撮影秘話が満載のメイキング映像が解禁された。世界中にファンを持つベストセラーであるだけに、ボブと薬物依存症と闘うジェームズの描き方に苦労したと明かす製作のアダム・ロルストン。ジェームズ役を演じたルーク・トレッダウェイは「彼らは絶妙なバランスを保ちながらそれぞれの世界を生きてる。どちらも弱ってる時に出会って互いを支え合うようになるんだけど、その姿が前向きで美しい」と、二人の物語に心酔している様子。

ジェームズが心を通わせていくガールフレンドのベティ(ルタ・ゲドミンタス)とクリスマスを祝うシーンでは、ルークが弾き語りでその美声を披露し、演奏に聞き入るような様子のボブの姿も捉えられている。ジェームズとベティを演じたルークとルタは実生活で恋人同士ということもあり、二人の息の合った共演シーンにも注目だ。さらにロジャー・スポティスウッド監督は「ジェームズとボブの関わり方は人間同士よりも深い。互いを受け入れようとする様が普通とは次元が違う。ボブは普通じゃない!」と賞賛。撮影にあたっては、本物のジェームズ・ボーエンが現場に立ち会い、キャストたちと交流しながら役柄について理解を深めていったという。映像にはボブの代名詞ともいえるハイタッチや肩乗り姿、ジェームズに甘える愛くるしい仕草が収められている。

映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は2017年8月26日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開!
監督:ロジャー・スポティスウッド
出演:ルーク・トラッダウェイ、ジョアンヌ・フロガット、ルタ・ゲドミンタス、アンソニー・ヘッド
配給:コムストック・グループ
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