第74階ヴェネチア国際映画祭
レッドカーペットの様子

アレクサンダー・ペイン監督×マット・デイモン主演の最新作『Downsizing(原題)』が『ダウンサイズ』の邦題で2018年3月に全国で公開されることが決定した。

発表する作品が次々とオスカーにノミネートされ、『ファミリー・ツリー』で第84回アカデミー賞脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督の最新作は、“全人類の縮小計画”という信じられないアイデアを「こんな未来が本当に来るのかも・・・」と思わせるほどリアリティたっぷりに描いた社会風刺とコメディの風味を利かせた奇想天外なドラマ。主演にマット・デイモンを迎え、妻役に『ゴーストバスターズ』が記憶に新しいクリステン・ウィグ、またミニチュア人類社会のカギを握る謎の男役をクリストフ・ヴァルツ、さらにホン・チャウが物語を大きく動かす重要なキャラクターとしてシニカルとユーモラスを兼ね備えた見事な演技を披露する。

8月30日[現地時間]より開催されている第74回ヴェネチア国際映画祭でオープニングを飾り、同日行われた公式記者会見に出席したマットは「世界中の俳優がペイン監督と仕事をしたいと思っているんだ。もし電話帳の役を頼まれたら、電話帳だって演じるよ。この作品は、とにかく脚本が美しく、素晴らしい。オリジナリティに溢れてユニークなんだ。『ダウンサイズ』は、本当に美しくて前向きな映画だよ」とユーモアたっぷりにコメント、ペイン監督も「この作品は、SFの要素を持ち、大きなキャンバスで物語を描いているが、これまで(脚本家の)ジムと一緒に作ってきた作品と同様のトーンやユーモアの感覚もあるんだ」とその出来に自信を見せている。

果たして、小さくなった世界で何が起こるのか?誰も予想がつかない展開、豪華俳優陣の確かな演技とペイン監督の手腕が光り、また一足早く作品を鑑賞した全世界の評論家・ジャーナリストから早くも絶賛の声が相次ぎ、早くも本年度アカデミー賞の呼び声が高い。

人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。物語はノルウェーの科学者によって、なんと人間の体のサイズを13㎝に縮小する方法が発見されるところから始まる。今や地球規模の社会問題として人類を悩ます人口過多問題が一気に解決する「全人類縮小200年計画」が持ち上がるのだった。ネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送るどこにでもいる平凡な男ポール・サフラネック(マット・デイモン)と妻オードリー(クリステン・ウィグ)。彼らは少しの蓄えでも裕福になれ、幸せな生活が約束される縮小された世界に希望を抱き、13㎝の身体で生きていくことを決意するのだったが―。

第74階ヴェネチア国際映画祭
記者会見の様子

第74階ヴェネチア国際映画祭
記者会見の様子

映画『ダウンサイズ』は2018年3月に全国で公開!
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:マット・デイモン、クリストフ・ヴァルツ、ホン・チャウ、クリステン・ウィグ
配給:東和ピクチャーズ
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