「comico」で連載中の人気マンガを実写映画化した『爪先の宇宙』の追加キャストが発表され、併せて場面写真が解禁された。

「爪先の宇宙」は「comico」に連載中の少女マンガで、人との関わりを絶っていた亜紀の「過去」「こころの声」「成長」を描いた再起ストーリー。メガホンを取るのは、ドラマ「拝啓、民泊様。」、『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど。』の谷内田彰久監督。脚本は、先の2作で谷内田監督とタッグを組んだ野村伸一が担当する。主人公の吉河亜紀役をシンガーソングライターの桐嶋ノドカ、W主演で亜紀にいつしか恋愛感情を抱くことになるアンジ役を北村諒が演じる。桐嶋は小林武史、ryo（supercell）がWプロデュースを手掛ける新プロジェクトの第1弾楽曲で、主題歌を担当する。

今回、発表済みの桐嶋ノドカ、北村諒、加村真美、美沙玲奈に続き、追加キャストとして廣瀬智紀と名塚佳織の出演が発表された。優しくて少しお節介な店長ユウ役を演じるのは、舞台や映画などで活躍中の廣瀬智紀。映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2／END OS SKY』『HiGH&LOW THE MOVIE 3／FINAL MISSION』に出演しており、劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season月」にもメインキャストに抜擢されるなど注目を集めている。また、その店長の元カノで、ラジオパーソナリティーのしおり役を、『交響詩篇エウレカセブン』のエウレカ役を務めた人気声優の名塚佳織が演じる。

廣瀬智紀（ユウ役）コメント

この爪先の宇宙の綺麗な水彩感のあるタッチに、リアルな人間の感情が入り交じっている、かわいくていとしくてもどかしくて、でもどこか心地のいい世界観にとても癒されます。それを実写化して映像でどう表現できているかが僕自身も楽しみです。僕の演じさせて頂いている店長は、飄々としていて、人たらしで、でもとても繊細で、演じさせていただきとても幸せでした。実際に店長が生きていたら、こんな感じかな～と谷内田監督たちと擦り合わせつつ作っていったので、楽しみにして頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

名塚佳織（しおり役）コメント

映像出演のお話しをいただけることはほとんど無いので驚きましたが嬉しかったです。とは言え、お引き受けしてから撮影が始まるまでは不安もいっぱいで・・・。ですが、優しいスタッフ＆クルーの皆様、素敵なキャスト陣に囲まれて、楽しみながら演じさせていただきました。女性らしい儚さと強い心を持った彼女を見守っていただけますと幸いです。原作同様、柔らかくほっこりするような作品になっているんじゃないかなと思います。楽しみにしていてください。