エル・ファニングがトランスジェンダーの主人公を演じる『アバウト・レイ 16歳の決断』が2018年2月2日(土)に公開されることが決定した。

『リトル・ミス・サンシャイン』で幸せの黄色いバスに乗った落ちこぼれ家族を、『サンシャイン・クリーニング』では事件現場のクリーニングをする崖っぷち家族を描いてきたチームが再び集結し製作した映画『アバウト・レイ 16歳の決断』。『マレフィセント』のオーロラ役で一躍人気を博し、ソフィア・コッポラの新作など出演作が相次ぐエル・ファニングがトレンドマークのロングヘアーから一転、本当の自分を求め、心も身体も男になると決断したトランスジェンダー(FTM)の主人公・レイを熱演。そして、アカデミー賞に2度のノミネートを誇るナオミ・ワッツが恋多きシングルマザー・マギー役を、名優スーザン・サランドンが破天荒なレズビアンのおばあちゃん・ドリー役を演じる。「レイの決断」に戸惑いながらも、次第に誰よりもレイの一番の理解者となっていく二人。ぶつかり合い、傷つけ合っても、家族だから何度でもやり直せる。新しい時代の新しい家族の形が、観る者に大きな愛を惜しみなく与えてくれる、感動の物語が誕生した。

今回、本作の公開日が2018年2月3日(土)に決定した。当初、2016年1月22日に公開予定だった本作だが、本国での公開延期に伴い、公開日が未定となっていた。また、今回併せて日本語字幕入り本国予告映像が解禁された。

「誕生日の願い事は毎年同じだ。“男になれますように”」―。16歳になり、身も心も男の子として生きたいと決断した主人公・レイ(エル・ファニング)。医者から受け取ったホルモン治療についての見慣れない資料に呆然とするシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)は、「突然、息子を育てることになるなんて・・」と、動揺を隠せない。共に暮らすレズビアンのおばあちゃんのドリー(スーザン・サランドン)もレイのカミングアウトをイマイチ理解ができないでいる。一方、髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ“本当の自分”に近づいていくことで生き生きしてくるレイ。そんな姿を見てマギーは意を決して、治療の同意書のサインをもらうために、何年も会っていない別れた夫に会いに行くのだが、そこでまさかの“家族の秘密”が明らかになる―。

映画『アバウト・レイ 16歳の決断』は2018年2月3日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:ゲイビー・デラル
出演:ナオミ・ワッツ、エル・ファニング、スーザン・サランドン、リンダ・エモンド、テイト・ドノヴァン、サム・トラメル
配給:ファントム・フィルム
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