後列)阪本奨悟、浅川梨奈、田辺桃子、古澤健監督
前列)北村匠海、森川葵、佐藤寛太

『恋と嘘』初日舞台挨拶が10月14日(土)にTOHOシネマズ新宿で行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、阪本奨悟、古澤健監督が登壇した。

今回、本作のプロモーションのために集結した森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子ら豪華キャストに加えて、主題歌を担当した阪本奨悟が登壇した。

「とにかくおもしろかった。現場の空気は寛太君が作ってくれた」と北村が明かすようにとても仲がよさそうなキャストたち。ところが実際は“人見知り”が多いということで、阪本を含めて、森川、北村、浅川が人見知りであると告白。これには佐藤も「おかしいだろ!(笑)」と驚くほど。しかし、浅川と田辺は既に知り合いだったこともあり、現場では森川が「私も参加して、楽しく和気あいあいと撮れました」と振り返った。

政府通知という現実の世の中にはない設定の元で展開される物語。これまでにも“政府通知”の制度には賛成と表明してきた森川。この日、登壇者全員に改めて制度の有り無しを問われると、森川、北村、佐藤、浅川が「あり派」と答え、「ちょっと迷ってる」という佐藤は「提示してくれるのであれば一回会ってみたい」と悩みつつコメント。森川は「知れば知るほどいいなって思ってきます。16歳で(政府通知が)届くのは早い気もするけど、世の中を知りきってないからすんなり受け入れられるし、好きっていう感情に気付かないまま最良のパートナーと結婚できる」と語った。さらに「生きていて、運命の相手、最良のパートナーと出会えてる可能性ってかなり低いじゃないですか」とコメントすると、登壇者は思わず静まり、北村は「そうだね、夢を与えない言葉だけど・・・」と必死にフォロー。これには森川も「出会ってます!出会える!」と苦笑しながら前言撤回し、会場の笑いを誘った。

イベントでは、本作が映画主題歌を初めて担当する阪本も登壇。「光栄で嬉しい限り」と笑顔で語り、「青春時代にもどかしい思いもあったので、僕なりに表現してみました」と書き下ろし楽曲で挿入歌の「恋と嘘 ~ぎゅっと君の手を~」について語った。最後に森川は「青春ラブストーリーだけど恋愛禁止。これまでになかった設定で、衝撃的です。皆さんと一緒に最期を作りたい」とメッセージを送った。

お姫様になることに憧れる女の子が、2人のイケメン男子に挟まれる涙あり&胸キュンありの純粋かつ禁断の青春ラブストーリー。舞台は「超・少子化対策法」が施行された未来の日本。遺伝子情報により最良の結婚相手が決められ、自由な恋愛が許されない世界で迫られた究極の選択とは―。主人公・仁坂葵役は若手実力派女優・森川葵。イケメンで優しい幼なじみ司馬優翔役にDISH//でメインボーカル、ギターを務める北村匠海。謎めいた無口なオラオラ系イケメン・高千穂蒼佑役に劇団EXILEのメンバー、佐藤寛太。

【取材・写真・文/編集部】

森川葵

北村匠海

佐藤寛太


映画『恋と嘘』は全国で公開中!
監督:古澤健
原作:ムサヲ「恋と嘘」(週刊少年マガジン編集部「マンガボックス」連載)
出演:森川葵、北村匠海、佐藤寛太
配給:ショウゲート
©2017「恋と嘘」製作委員会 ©ムサヲ/講談社