新井浩文、山﨑賢人

『斉木楠雄のΨ難』の大ヒット御礼舞台挨拶が11月18日(土)に新宿ピカデリーで行われ、山﨑賢人、新井浩文が登壇した。

今回の舞台挨拶は、事前に公式SNSで寄せられた質問に山崎と新井が答えるなど、笑いの絶えないイベントとなった。公開から約1か月が経つ本作だが、俳優の友達から反響とかは?という質問に山崎は「そうですね・・・あまりないですね」と答え、新井も「友達からは来ないよね」と同意。しかし、本作のポスターの前で、楠雄の手の部分を使って撮影した写真は送られてくると明かした山崎。

公式SNSに寄せられた「お互いの好きなところは?」という質問に、新井は「愛嬌ですね。男の先輩から見てもかわいい。(自分は)女好きですけど、かわいい」と山崎の普段の表情を大絶賛。そんな山崎は新井について「フラットに接して、優しくしてくださる」と信頼している様子を窺わせた。また、本作で「一番頑張ったところは?」という質問には、「髪型。地毛なんで、半年何もできないですよ」と明かした新井、山崎は「えっと・・・」と悩みつつ「ワイヤーで空中に浮いているシーン」と挙げ、初めてハーネスをつけたことが特に印象に残っている様子。

さらに本作で高校生役を演じた二人だが、「高校生に戻ってやりたいことは?」という質問に「屋上に行きたかった」と明かす山崎。劇中でも屋上のシーンは登場するが、高校時代は屋上に行ったことがなかったという山崎は「だらだらしたかった」と語った。また、新井は「戻りたくないのが大前提」と言いつつ「30の頃に麻雀を覚えて今は大好きなので、故王侯の頃から麻雀をやりたい」と笑いを誘った。

ここで、原作者の麻生周一からの手紙が読まれ、山崎については「難しい薬をやり遂げていただいた」という賞賛の声や、「笑わせる役柄をやってほしい」というリクエストが上がった。それを聞いた山崎は「麻生さんに褒めていただいた」と笑顔を見せ「笑わせる役をやってみたいと思います」と決意を語った。さらに麻生からの二人のイラスト入り色紙が手渡されると「なんで一枚なの!?山﨑君(に渡すしかない)じゃん!」と新井はショックを受けつつも、イラストを見て「原作とはちょっと違う。似てる」と笑顔を見せた。

最後に山﨑は「今までの自分の殻を破り、いろいろと見せれたかなと思います。転機のような作品なので、たくさんの方に見ていただいて嬉しく思います。笑って幸せになるのが一番だと思いますのでさらに広めていっていただけたら」とメッセージを送った。

普通に生きたい。でも、隠しているのはとんでもない超能力―。世界を滅ぼすことができるぐらいの超能力を持ちながら普通の生活を望む高校生・斉木楠雄をコメディ映画に初主演の山﨑賢人、斉木に想いを寄せる照橋心美を橋本環奈が演じ、さらに新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗ら個性豊かなキャストが揃う。監督は、『銀魂』「勇者ヨシヒコ」シリーズを手掛ける福田雄一。一線で大活躍する才能が集結し、とにかく本気でフザけることを突き詰めた学園エンタテインメント超大作に仕上がった。

【取材・写真・文/編集部】

山﨑賢人

山﨑賢人

新井浩文

新井浩文、山﨑賢人


映画『斉木楠雄のΨ難』は全国で公開中!
監督・脚本:福田雄一
原作:麻生周一「斉木楠雄のΨ難」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸/賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース
©麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会