兄弟の絆を取り戻す旅を描いたコミックを実写化した『鋼の錬金術師』の4DX®版を山田涼介さんと曽利文彦監督が監修していることが発表された。

壮大なスケ―ルと世界観に想像を超えるストーリーで世界を魅了し、“ハガレン”現象を巻き起こした荒川弘原作コミック「鋼の錬金術師」。幼い頃に亡くなった母に会いたいという想いから兄エドと弟アルは“人体錬成”の理論にたどり着くが、それは錬金術師にとって絶対に犯してはならない禁忌だった―。主人公エドを山田涼介、ヒロインのウィンリィ・ロックベル役に本田翼、“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役にディーン・フジオカが名を連ねる。

本作は、4DX®上映、IMAX®上映が決定しているが、数々の名シーンに完全にマッチした形で大迫力の映画体感ができる4DX®上映の監修を主人公エドを演じた山田と曽利監督が務めていることが発表された。先だって行われた4DX®版のテスト上映に参加した山田と曽利監督が「もっとこうしたらいいのでは?」と映画『鋼の錬金術師』を実際に作り出したからこその意見を出し、2人の意見を反映した。

「五感をすべてくすぐってくれる」と4DX®の魅力について語る山田は、ディーン・フジオカ演じる軍のトップになる事を胸に、強い信念をもって突き進む、火炎錬成を得意とする「焰(ほのお)の錬金術師」と呼ばれるマスタング大佐の火炎錬成のシーンに着目。焦げた香りで嗅覚をくすぐるという山田のアイデアが採用され今回の4DX®上映版で実現した。また、マスタング大佐の火炎錬成のシーンの他、キャラクターごとに香りを感じることが出来る香りの演出が加えられ、エドとアルの兄弟が人体錬成に失敗したシーンでは稲妻、雨のシーンでは実際に雨を感じる演出、イタリアロケが敢行されたエドが登場するシーンでは実際のシーン同様に砂ぼこりを感じることができ、まさにハガレンワールドを体験することが出来ること間違いなしの演出となっている。

映画『鋼の錬金術師』は2017年12月1日(金)より全国で公開!
監督:曽利文彦
原作:荒川弘「鋼の錬金術師」(「ガンガンコミックス」)スクウェア・エニックス刊
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多/國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜、大泉洋(特別出演)、佐藤隆太/小日向文世/松雪泰子
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会