坂下雄一郎監督、鈴木まはな、芋生悠、柴田杏花、岡本夏美、小川あん、内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知、田村健太郎

『ピンカートンに会いにいく』の完成披露試写会が1月10日(水)に都内で行われ、内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知、小川あん、岡本夏美、柴田杏花、芋生悠、鈴木まはな、田村健太郎、坂下雄一郎監督が登壇した。

上映後に行われた舞台挨拶が始まると、舞台が暗転し、ステージ上には劇中のアイドル「ピンカートン」が登場。本作の主題歌である「Revolution now」のパフォーマンスが披露され、観終わったばかりの観客はペンライトを振り、パフォーマンスを盛り上げた。

マイクを手にした主演の内田は「冒頭の部分でマイクが若菜ちゃんに当たっちゃった・・・」とちょっとしたミスがあったことを明かし、松本は「3日間かけて練習しました。なのに間違えて・・・悔しい!って感じです」と笑顔で挨拶。また、アイドル時代を演じた岡本は「(小川が)踊りたいって楽屋でずっと言ってました」と明かし、小川は「踊りたかったな」とパフォーマンスを羨む場面もあった。

元アイドル役は5~6回目だという内田は「いつも一人だから、今回は仲間がいて心強かった」と明かし、松本は「当時のアイドル役のほうが、掛け合いとかを見ていておもしろかった。本当にこういうアイドルがいたら怖いなーと思って見てた」と笑いを誘った。そのアイドル時代を演じた岡本は「マネージャーの悪口を劇中で言うんですけど、私のマネージャーが『本当に言ってるんじゃない?』って言ってた」と等身大の設定に思わぬ反響があったことを明かした。

最後に山田は「(この舞台挨拶で)いいスタートを切れた。何か躊躇していることがあったらやったほうがいいと思います」、松本は「誰かの背中をポンッと推せるような作品。胸を張って送り出すことができます」、内田は「崖っぷち感とか、壁にぶち当たったときの気持ちとか、誰にも共有できる気持ちだと思う。そこを共有しつつ、一緒に生きていこうよっていう気持ちになれたらいいなと思います」とメッセージを送った。

ブレイク寸前で突然解散した伝説のアイドルが、20年の時を経てまさかの再結成!?「あの時、やり残したこと」がある人へ、“イタイ”のになぜか胸が熱くなる新感覚コメディである本作。監督は『東京ウィンド オーケストラ』などわずか1年余りの間に3本の新作を立て続けに発表し、全てがオリジナル脚本という作家性×エンタメ性のハイブリッドな才能に高い評価と注目が集まる坂下雄一郎。個性的な存在感を発揮する内田慈が映画初主演を務め、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知、田村健太郎ら実力派が共演する。

【取材・写真・文/編集部】

内田慈

松本若菜

小川あん

岡本夏美

「ピンカートン」の5人(内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知)

「ピンカートン」の5人(内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知)

「ピンカートン」の5人(内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知)


映画『ピンカートンに会いにいく』は2018年1月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督・脚本:坂下雄一郎
出演:内田慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知、田村健太郎、小川あん、 岡本夏美、柴田杏花、芋生悠、鈴木まはな
配給:松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ
©松竹ブロードキャスティング