「お転婆姫と三獣士」ポスタービジュアル

“逢いたい”気持ちが奇跡を起こす『今夜、ロマンス劇場で』で綾瀬はるか演じるスクリーンの中のお姫様が出演する劇中劇『お転婆姫と三獣士』のポスタービジュアルが解禁された。

本作は、武内英樹監督による完全オリジナル脚本のとびきりロマンティックラブストーリー。映画監督を夢見る青年の前に現れた一人の女性は、彼が長年憧れ続けたスクリーンの中のお姫様だった。モノクロの姿で色のある現実世界を体験していく。出会うはずのなかった二人は次第に惹かれ合っていくが・・・。映画の中から飛び出してくるお姫様を演じるのは綾瀬はるか、そして映画監督を夢見る純朴な青年を坂口健太郎が演じる。

稲葉直人プロデューサーの10年越しの熱い想いによって実現した完全オリジナル作品である本作。「映画館を舞台にした映画を作るのであれば、映画愛に溢れたものにしたい」という稲葉プロデューサーの映画への愛が込められており、劇中ではさりげなく過去の名画へのオマージュが散りばめられている。映画に魅せられ映画監督を目指す健司(坂口健太郎)と劇場館主の本多(柄本明)の関係性は『ニュー・シネマ・パラダイス』、そして映画の世界と現実の世界を繋ぐファンタジックな設定は『キートンの探偵学入門』、『カイロの紫のバラ』、王女と身分違いの青年が恋に落ちるのは『ローマの休日』、落雷によって変化が起きる設定は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』からインスピレーションを得ていると言う。

今回解禁された劇中に登場する劇画風ポスター画像に収められている映画のストーリーもまた、様々な映画のオマージュが満載だ。美雪(綾瀬はるか)の劇中劇『お転婆姫と三獣士』のモデルは『オズの魔法使い』『狸御殿』シリーズ。映画のエッセンスが上手く物語に溶け込んでいる。ポスタービジュアルでは、ティアラを頭につけた美しい美雪姫と、3匹のお供たちがおどけた表情で佇む姿が捉えられている。さらに実は、美雪姫のお供役として登場する三匹の中のタヌキ役に竹中直人が出演。その姿が収められている。

プロデューサーの映画愛に溢れたオマージュの数々、そして劇中で登場する映画たちにも注目だ。

映画『今夜、ロマンス劇場で』は2018年2月10日(土)より全国で公開!
監督:武内英樹
出演:綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼、北村一輝、中尾明慶、石橋杏奈、柄本明、加藤剛
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会