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ドキュメンタリー作家マイケル・ムーアの最新作『Fahrenheit 11/9(原題)』が『華氏119』の邦題で11月2日(金)より公開されることが決定した。

これまでも巨大な権力に対抗し、アポなし突撃取材を敢行し病んだアメリカ社会に一石を投じ、議論と波紋を呼び続ける世界で最も有名なドキュメンタリー作家マイケル・ムーア。ムーアが挑む今度の相手はなんと、アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプ。タイトルの“119“は、トランプの大統領当選が確定し勝利宣言をした<2016年11月9日>を意味し、過去作『華氏911』に呼応したタイトルになっている。

2016年7月、大統領選のさなか「大統領選でトランプが勝利する5つの理由」というエッセイを書き変人扱いを受けながらもその予測を見事に的中させたムーア。彼がトランプ大統領を取材するうちに分かってきたのは、「トランプは“悪の天才”。感心するほどの狡猾さでトランプを笑っている私たちでさえ彼の術中にはめられている」という驚愕の事実。アメリカの国民はもちろんジャーナリストやメディア、憲法や司法システム、更には他国の政治や国民すら利用し、どんなにスキャンダルが起こっても大統領の座からおりなくてもすむように仕組んでいるというのだ。

本作では、トランプ・ファミリーが必ず崩壊する<ネタ>を大暴露、トランプを当選させたアメリカ社会に鋭く切り込みを入れこの“暗黒時代”をどう抜け出すかを披露する。果たして、2年前の11/9にスタートしたアメリカの、世界のファイナルカウントダウンは止める事はできるのか?11月の中間選挙に打撃を与える事はできるのか?ムーアVSトランプの宿命のリアルエンターテイメントが日本に上陸する。

また、本作は第43回トロント国際映画祭ドキュメンタリー部門オープニング作品として9月6日[現地時間]夜に全世界に先駆けて上映、さらに第31回東京国際映画祭(10月25日~11月3日)への出品が決定している。

映画『華氏119』は2018年11月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:マイケル・ムーア
出演:アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ
配給:ギャガ
©2018 Midwestern Films LLC 2018