後列)シャーロット・ケイト・フォックス、広瀬アリス、前田敦子、壇蜜
前列)生野慈朗監督、鈴木京香、小泉今日子、沢尻エリカ、筒井ともみ

『食べる女』の公開記念舞台挨拶が9月22日(土)に丸の内TOEIで行われ、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、檀蜜、鈴木京香ら女性キャストと、原作者の筒井ともみ、生野慈朗監督が登壇した。

いよいよ9月21日(金)に公開された本作の主演・小泉今日子をはじめ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、 シャーロット・ケイト・フォックス、壇蜜、鈴木京香といった豪華女優陣、原作・脚本とプロデュースをつとめた筒井ともみ、生野慈朗監督が集合した今回のイベント。

原作者で、本作では脚本・プロデュースも務めた筒井は、当初から主演を小泉にしたいと考えていたようで、その理由を「おいしそうだからかな(笑)」と話すと、会場からは大きな笑いが起きた。これに小泉は「本当はもっと上手に演じられたら・・・」と恐縮しつつも、「また女同士で企んで」と再タッグに期待を持たせた。

本作では、“幸せの形は人それぞれ”だということが描かれているが、“幸せだと感じるときは?”という質問に、劇中で演じたように、“食”に絡めて「大好きな人、大切な人とおいしいものを食べるのが一番ですね」と答えた前田。続く広瀬は「筋トレが好きなので、筋肉がプルプルして“もう無理!”っていう瞬間が好き」と答え会場の笑いを誘った。またフォックスは「演じる時が好き」と女優ならではの回答で、壇蜜は「思ったよりもいっぱい入っている給与明細を見たとき」と明かすと、登壇者からも会場からも同意の声が上がった。

また、タイトルにちなんで“みなさんはどんな女?”という質問に、「ツナグ女」と、昭和から平成にかけて活躍する女優ならではの答えを披露した小泉。これに「ついていきたい」と熱い視線を送った沢尻は「食べる女」と答え、「おいしいものがあるから頑張れる」と語り、さらに「和食が作れるようになりたい」と明かした。

最後に小泉は「割と男性が見に来てくださってうれしかった」と会場を見渡し、「女のための映画ではあると思いますが、間接的に男性に大切な映画だと思います。豊かな秋が、より豊かになるように『食べる女』を応援してください」と本作をアピールした。

小泉今日子を主演にむかえ、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香という超豪華女優陣の共演する本作。<食>と<性>をテーマに“自分を味わいつくす“ことの大切さを、年齢・職業・価値観も様々な8人の女たちの日常を通して描く。構想に約10年をかけ、主演に小泉をむかえるために2年待つなど、ストーリー、キャスティングともに並々ならぬ情熱が注がれている。

【取材・写真・文/編集部】


映画『食べる女』は全国で公開中!
監督:生野慈朗
出演:小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香/ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人
配給:東映
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