様々な理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を集めた「未体験ゾーンの映画たち 2019」が来年1月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されることが決定した。

「未体験ゾーンの映画たち」は様々な理由から日本公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を、映画ファンにスクリーンで体験してもらうべく、2012年よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催している劇場発信型映画祭。年々規模を拡大し、着実に“未体験ファン”ともいえるリピーターを獲得しており、2019年も新年の幕開けとともに各国のあらゆるジャンルから厳選、一挙上映される。今回の参加作品は全58本。

今回、第一弾となるラインナップでは全58作品の中から特にイチオシの5作品が発表された。注目作は『特捜部Q カルテ番号64』。本国デンマークで興収歴代No.1の成績を記録した『特捜部Q』シリーズ最大のヒット作で、過去の「未体験ゾーンの映画たち」でも大きな話題を呼んだシリーズ最新作。

『カイジ 動物世界』は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載され、日本国内でも藤原竜也主演で映画化され大ヒットを記録した福本伸行の漫画「賭博黙示録カイジ」を中国で映画化。圧倒的なビジュアルで描かれるアクション・アドベンチャーである本作でカイジを演じるのは、歌手・俳優として中国本土だけでなく、アジア圏で人気を博すリー・イーフォン。さらに共演にマイケル・ダグラス。カイジが巨額負債を消すために命を懸けた“限定ジャンケン”に挑む。

『ANON(原題)』は、近未来SFサスペンスの傑作『ガタカ』や、『TIME/タイム』のアンドリュー・ニコル監督最新作。個人の記憶が公的に記録されることでプライバシーは失われ、犯罪は不可能になったはずの近未来で起きた殺人事件を描く。クライブ・オーウェンのほか、『TIME/タイム』に続きアマンダ・セイフライドも出演。

『孤独なふりした世界で』は、大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズで第70回エミー賞助演男優賞に輝いたピーター・ディンクレイジや、話題作に次々と出演する若手演技派女優エル・ファニングをはじめ、ポール・ジアマッティやシャルロット・ゲンズブールらの豪華キャストの競演が見どころのSFファンタジー。リード・モラーノ監督が、長編映画2作目にして、第34回サンダンス映画祭審査員賞(2018)を受賞した注目作。

『ブレイブ・ロード~名もなき英雄~』は、1950年、朝鮮戦争でトルコ軍が活躍したという知られざる史実を背景に、ある兵士と戦災孤児の少女の愛と奇跡の実話。2017年のアカデミー外国語映画賞トルコ代表作品。

今回発表された5作品に続く第二弾のラインナップ発表は12月初旬に行われる。「未体験ゾーンの映画たち 2019」の鑑賞料金は1,300円均一(毎週水曜、毎月1日は1,100円均一)。リピーター割引があり、TCG会員割引が適用される。

また、2016年より実施しているムービープラスと青山シアターとのタイアップ企画が今年も実施される。ムービープラスでは、12月18日(火)・19日(水)・25日(火)・26日(水)の4日間、「未体験ゾーンの映画たち」を大特集。青山シアターでは、ヒューマントラストシネマ渋谷の上映終了翌日より、一部の上映作品を2週間限定配信される。

「未体験ゾーンの映画たち 2019」は2019年1月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、1月下旬よりシネ・リーブル梅田にて開催!
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