全米を旅する音楽ドキュメンタリー『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』のメイキング映像が解禁された。

本作は、一人のミュージシャンがアメリカ音楽のルーツを探り、新たな歌が出来るまでの軌跡を描いた、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画。シンガーソングライターのアロー・ブラックが、歴史のある多様な音楽スタイルを学ぶためにロサンゼルスを出発、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズ、マイアミなどアメリカ音楽が生まれた全米各地の街を巡り、新たな歌を完成させていく。アローは、ルイ・アームストロング、エルヴィス・プレスリーなどの足跡をたどり、ジャズピアニストのラムゼイ・ルイス、7度のグラミー賞受賞を誇るラテン・ポップの女王グロリア・エステファンなど名だたるミュージシャンや友人たちと出会い、絆を深め、音楽の持つ計り知れない力を感じていく。

今回解禁されたメイキング映像は、本作が製作された経緯や、40分間で体感出来る“心躍る全米の旅”を旅先案内人であるアロー・ブラックら関係者たちが紐解いていく。アカデミー賞ノミネート経験のあるマクギリブレイ監督は「この映画を撮っているときに決断に迫られました。“一体何を見せたいの?”そこで、アメリカ文化の本質を探るためにリサーチプロジェクトを立ち上げたのです」と振り返る。

リサーチによってアメリカに世界各地から人々が集まり、多様な言葉と歌が行き交い、文化がぶつかり合うことでブルース、ジャズ、ロックンロールなどの革新的な音楽が次々と生まれた事実に気づく。念入りに調査したからこそ捉える事ができた、アメリカ各地に溢れる“音楽”を楽しむ人々の様子が垣間見る事ができる本作。アローが巡った都市は“ジャズ”を世界に知らしめたルイ・アームストロングが生まれた街ニューオーリンズを皮切りに、“ロック”が生まれ、エルヴィス・プレスリーが住んでいた街メンフィス、フロリダ半島の美しいビーチを持つマイアミには、サルサで全世界を熱狂させた“マイアミの女神”、グロリア・エステファンに会いに訪れる。シカゴでは、グラミー賞を3回受賞した80歳代のジャズ作曲家でありピアニストでもあるラムゼイ・ルイスとも対面する。

アローは「実にさまざまなバックグラウンドを持つ人々が音楽を通じて人生を謳歌している様子が見られます。音楽は人々をつなぐ接着剤のようなもの。本当に美しい。魔法だ。そう思います」と笑顔で語りながら、本作の見どころを解説する。アローが全米の音楽に触れて作られた「My Story」という楽曲が生まれる瞬間など、音楽のパワーを堪能できる本作を劇場で体感しよう。

メイキング映像

映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』は2018年11月16日(金)よりイオンシネマ、新宿武蔵野館ほかにて2週間限定公開!
監督:グレッグ・マクギリブレイ
声の出演:高橋広樹(アロー・ブラック)、坂口芳貞(ナレーション)
配給:さらい
© VisitTheUSA.com