2018年セザール賞13部門ノミネート・5部門受賞を果たしたフランス映画『Au Revoir Là-Haut(原題)』が『天国でまた会おう』の邦題で来年春に公開されることが決定した。

日本でも多くのファンを持つミステリー作家ピエール・ルメートルの傑作小説が、自身初となる映画脚本により映画化された。日本でも話題となった「その女アレックス」の著者ピエール・ルメートルは、ミステリー史の全く新しい扉を開いたと絶賛されるが、彼の作品群の中でも意欲的な異色作として高く評価され、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞に輝いた傑作が「天国でまた会おう」。監督を務めたのは、俳優として活躍し、本作でも主演の一人を務めるアルベール・デュポンテル。

本国フランスで公開されるや大ヒットを記録、2018年のセザール賞で13部門ノミネートされ、ルメートル自らがデュポンテルと二人で手掛けた脚本が受賞した脚色賞や監督賞を含む5部門受賞を成し遂げた。ルメートルにとって初映画脚本作となる本作は、必見の作品として映画を愛する者たちの心に刻まれた。また、批評家サイト ロッテン・トマトでは満足度93%の高評価を獲得(11月20日時点)。

戦場で死にかけ、その後深い友情で結ばれていく年の離れた二人を演じるのは、『BPM ビート・パー・ミニット』でのあまりに鮮烈な演技が高く評価されたナウエル・ペレーズ・ビスカヤートとアルベール・デュポンテル。それぞれ画才に恵まれながら戦争で顔に重傷を負った御曹司のエドゥアールと、戦争で職も恋人も失った小心者のアルベールを演じる。二人の宿敵でもある上官のプラデル中尉には、『エル ELLE』での怪演も記憶に新しいロラン・ラフィット。エドゥアールの画家になりたいという夢を認めない頑固な父親マルセルには、『真夜中のピアニスト』『サラの鍵』の名優ニエル・アレストリュプ。反目し合う父と息子の関係のドラマティックな行方には、涙せずにはいられない。

今回到着したフランス版のビジュアルでは、エドゥアールが着けた真っ白な仮面のうしろには登場人物やキーとなるものが溢れんばかりにちりばめられ、本作が持つ圧倒的なビジュアルセンスや奇想天外なストーリーを想像させるデザインとなっている。場面写真には、個性的かつ美しい仮面をつけたエドゥアールと笑顔を見せるアルベール、そして声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が写し出されている。エドゥアールはなぜ仮面を身に着けているのか?誰がこの芸術的な仮面を作ったのか?観る者の想像を刺激し、期待を高めるカットとなっている。

ストーリー

1918年、休戦目前の西部戦線。生き埋めにされたアルベールを救ったエドゥアールは、その時に顔に重傷を負ってしまう。パリに戻った二人を待っていたのは、戦没者は称えるのに帰還兵には冷たい世間だった。仕事も恋人も失ったアルベールと、生還を家族にひた隠しにするエドゥアール。そこに、声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が加わった。一度は負けた人生を巻き返すために、彼らは国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。だが、そこには隠された本当の目的があった─。

フランス版予告編(字幕なし)

映画『天国でまた会おう』は2019年春にTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:アルベール・デュポンテル
原作:ピエール・ルメートル「天国でまた会おう」(平岡敦訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルベール・デュポンテル、ロラン・ラフィット、ニエル・アレストリュプ、エミリー・ドゥケンヌ、メラニー・ティエリー
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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