大泉洋、続編出演希望で想像止まらず・・・「今度は“クリスマスを守る！”」―『グリンチ』初日舞台挨拶にキャスト＆ベイビーグリンチ登壇

ベイビーグリンチ、杏、大泉洋、横溝菜帆、宮野真守

『グリンチ』の初日舞台挨拶が12月14日（金）にTOHOシネマズ日比谷で行われ、大泉洋、杏、横溝菜帆、宮野真守が登壇した。

公開初日を迎えたこの日、世界中で唯一ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにしかいないベイビーグリンチが吹替キャストに会うために会場にサプライズ登場、また本作のプロデューサーであるクリス・メレダンドリからのメッセージが読まれるなどイベントを盛り上げた。

初日の上映を見たばかりの観客から大きな歓声で迎えられたキャストたち。本作が“泣ける”と話題を呼んでいることについて、大泉はまさかの「泣くには至らなかった」と暴露。その理由について「ニューヨークで見たんです」と明かし、横溝も「（英語音声なので）分からなかった」と明かした。そんな二人に対して杏は「台本をもらった時点でウルっときた」と振り返った。

まもなくクリスマスということで、本作の内容にもちなんでクリスマスツリーを囲んで行われた今回の舞台挨拶。早速このツリーに願い事をかけることになったが「グリンチ2を作ってほしい」という大泉は「また横溝ちゃんとニューヨークに行きたい。カンバーバッチとしゃべりたい」と願望を語り、早くも次回作の内容について「今後は“クリスマスを守る！”みたいな」と想像。さらに「セーター怪獣みたいなのが現れる」とますます妄想を膨らませると、「ミニオンも出てきて戦争みたいになってくる」と次々とアイデアを披露した。

そんな大泉に続いて杏は「たくさん入るリュックが欲しい」と書くと、大泉からは「買いなさいよ」とツッコミ。横溝は「家族で旅行する」と書き、会場中が納得している様子の中で、続く宮野は「大泉洋」と一言。これについて「頼んでもないのにベラベラしゃべる」と大泉のトーク力に感服しているようで、さらに先日のプレミアイベントでのエピソードとして、「『僕がメリーと言ったらジェーンと言ってください』って・・・。よく怖がらずに言えるなと」と明かし、「勇気というか、そのセンスが欲しい」と語った。

ここでユニバーサル・スタジオ・ジャパンで登場しているベイビーグリンチがサプライズ登壇。登壇者からも驚きの声が上がったものの、大泉は「新幹線で来た？おそらくグリーン車ですね」とグリンチのグリーンカラーにかけてコメントし、会場は笑いに包まれた。

さらにクリス・メレダンドリプロデューサーからのメッセージが読まれ、「もう一度お礼を言わせてください。素晴らしい仕事ぶりです」と吹替キャストを称賛して締められると、大泉は「素晴らしいですね」、宮野も「ありがたいメッセージ」と喜んでいる様子だった。

『怪盗グルーの月泥棒』（2010）『怪盗グルーのミニオン危機一発』（2013）『ミニオンズ』（2015）と大ヒットを続け、2017年の『怪盗グルーのミニオン大脱走』が日本での興行収入73億円を超えるメガヒットを記録したキャラクター「ミニオン」。そんなミニオンや『ペット』、『SING／シング』などヒットを記録しているイルミネーション・エンターテインメントが満を持して贈る最新長編アニメは、偉大な絵本作家ドクター・スースの名作「グリンチ」。世界中で愛される超ひねくれもの“グリンチ”が、この冬、日本に上陸する。

【取材・写真・文／編集部】