柴咲コウ主演×角田光代原作で贈る究極のヒューマンサスペンス「連続ドラマW 坂の途中の家」の豪華キャスト情報と予告編が解禁された。

子育てに疲れ果てても弱音を吐くことすら出来ない世の母親たち。母親だけではなく、父親、祖父母など誰もが子育てに関して何かしらの葛藤と悩みを抱えている。最前線で戦っている母親たち、そしてその周りに生きる人々に対し、“家族愛とは”“母性とは”“生きるとは”という、普遍的だが心に突き刺さるテーマを、投げかける─。主演を務めるのは、連続ドラマへの主演が大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来、2年ぶりとなる柴咲コウ。本作では3歳の娘を持つ専業主婦・里沙子役を演じる。

今回、主演の柴咲とともに、人間の深層心理に触れる傑作サスペンスを彩る共演者たちが解禁された。無意識に娘の子育てにストレスを感じていた柴咲演じる専業主婦の山咲里沙子は、たった生後8か月の我が子をお風呂に落として虐待死させた女性・安藤水穂の裁判に補充裁判員として参加することになる。最初は激しい嫌悪感を抱くも、裁判を通して被告の人生に触れ、自らと被告を重ね合わせ翻弄されていく・・・。そんな里沙子の心に浸食していく被告【安藤水穂役】を水野美紀が熱演。水穂は家庭に潜む悪に壊された被害者なのか、それとも本物の悪女なのかー。里沙子の想像の世界で対極ともなる2つの人格を見事に演じきっている。

裁判に参加するようになり、明らかに平常心を失い始めた里沙子を心から心配する夫【陽一郎役】に田辺誠一。日常生活の何気ない一言が刃となり、知らぬ間に妻を傷付けてしまう。そんな夫婦間のリアルを見事に表現。柴咲との息の合った掛け合いにも注目だ。さらに里沙子の義理の父母となる【里子役】と【和彦役】に風吹ジュン光石研。舅と姑としての優しさやアドバイスは知らず知らずのうちに里沙子のプレッシャー、ストレスになっていく。また里沙子の実の母親【三沢富路子役】には高畑淳子。社会問題ともなった実の母娘であるが故の関係性の難しさを見事に表現している。

里沙子と同じく裁判員に選ばれた出版社の編集長【芳賀六実役】に伊藤歩。被告の水穂の心の闇に気づかず我が子を失ってしまった悲劇の夫【寿士役】に眞島秀和。さらに法廷で最愛の孫の命を奪った被告に詰め寄る【義母役】に倍賞美津子。その他、桜井ユキ、松澤匠、西田尚美、佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀ら実力派が集結し、角田光代の傑作小説との呼び声高い本作の映像化に挑んだ。

人々が抱える孤独・情念・悲しみ・喜び・・・あらゆる感情がこの超豪華キャストの競演により繊細に表現された衝撃作が誕生する─。併せて解禁された予告編には混乱していく登場人物たちの姿がセンセーショナルに捕らえられ、さらに新次元と呼ぶに相応しい映像表現も確認できる。“家族愛とは”“母性とは”“生きるとは”、普遍的だが心に突き刺さるテーマを、この春、あなたに投げかける─。人生を彩るヒューマンサスペンスに注目だ。

予告編

「連続ドラマW 坂の途中の家」は2019年4月27日(土)よりWOWOWプライムにて放送!
毎週土曜日22:00より放送(全6話)※第1話無料放送
監督:森ガキ侑大
原作:角田光代「坂の途中の家」(朝日文庫刊)
出演:柴咲コウ、田辺誠一、伊藤歩、眞島秀和、桜井ユキ、松澤匠、松本笑花、西田尚美/倍賞美津子、高畑淳子/佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀、光石研、風吹ジュン、水野美紀
©2019 WOWOW INC.