劇場版『えいがのおそ松さん』の完成披露舞台挨拶が2月15日(金)に丸の内ピカデリーで行われ、櫻井孝宏、主題歌を担当したDream Ami、脚本を担当した松原秀、藤田陽一監督が登壇した。

18歳の6つ子たちがちょうどする本作のストーリーにちなんで、“18歳のころの自分がどうだったか?”という質問に、櫻井は「声優になると決めました」と人生の転換期だったことを明かし、当時の自分には「今のままがんばりな」とメッセージを送った。

藤田監督は、本作について「テレビはシュールなギャグがあれば、ドタバタだったり、いろんなパターンのお話を作ったけど、どれかに寄せるより、全部入れ込めないかな(と思った)」と振り返った。

おそ松さん役の櫻井は、「この映画は世の中をよくしたり、世界を救う映画ではないけど、見に来てくださったみなさんを笑顔にできる映画です」と本作をアピールした。

イベントの終盤に行われたフォトセッションでは、18歳の6つ子が登場。挨拶を終えたAmiに、6つ子が後ろからちょっかいを出し、Amiは「あ~かわいい!」と笑顔を見せた。これに櫻井は「後ろの人たち、近くで見れるからってダメですよ。こんなチャンスないからって」と笑いを誘った。

あの6つ子が 完全新作劇場版で帰ってくる―。赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、大人になってもクズでニートだけど、どこか憎めない6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」の完全新作となる劇場版。高校生時代の6つ子たちも登場し、「おそ松くん」と「おそ松さん」をつなぐストーリーが、初めて明らかになる。“笑い”はもちろん、まさかの“青春”や“感動”も詰め込んで贈る「おそ松さん」の新境地。

【取材・写真・文/編集部】

劇場版『えいがのおそ松さん』は2019年3月15日(金)より全国で公開!
監督:藤田陽一
原作:赤塚不二夫「おそ松くん」
声の出演:櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子
配給:松竹
© 赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019