クリスチャン・ベール主演×アダム・マッケイ監督×ブラッド・ピット製作『バイス』の予告編が解禁された。

本作はジョージ・W・ブッシュ政権(2001~2009)で、アメリカ史上最も権力を持った副大統領のディック・チェイニーを描いた社会派エンターティメント。監督は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)で、第88回アカデミー賞脚色賞を受賞、作品賞・監督賞・助演男優賞・編集賞・脚色賞の主要5部門にノミネートされ世界中からその手腕を認められたアダム・マッケイ。製作はプランBエンターテインメントが手掛け、代表であるブラッド・ピット本人がプロデュース。チェイニー副大統領役には、クリスチャン・ベール、チェイニーの妻役にはエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役にスティーブ・カレル、ブッシュ大統領役にサム・ロックウェルなどオスカー候補常連の超豪華キャストが大集結した。

今回解禁された予告編は、ジョージ・W・ブッシュがディック・チェイニーに「君しかいない。俺の副大統領になってくれ」と依頼する場面から始まる。チキンを食べ手をベタベタにしながら大事な話をするブッシュを演じているのは、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたサム・ロックウェル。そして小難しい顔をして「私は社長だぞ。でかい会社だ。それに国防長官や、首席補佐官も歴任した。副大統領なんて形だけの仕事だろ。だからもっといい形に変えたい。全部任せてくれ。」と目の前にニセの餌をチラつかせながら話すのは、クリスチャン・ベール扮するディック・チェイニー。

内政問題や、軍事問題、エネルギー問題も外交問題も全て「俺に任せろ」というチェイニー。そのチェイニーに「あなたの力 盗られないようにしなくちゃね」とキツイ表情で発破をかける妻リン・チェイニーを演じるのは、こちらもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムス。副大統領という目立たない地位を逆手に取り、パペットマスターのごとく大統領を操って強大な権力をふるい、すべきでない戦争を他国に仕掛けた揚げ句、アメリカ、そして世界中をメチャクチャに変えてしまったチェイニー。軽快なロックに乗せて流れるチェイニーの悪っぷりがブラック・エンターテインメントさをさらに増幅!アメリカを喰った、最強で最凶の副大統領(バイス)の全容が気になる映像となっている。

予告編

映画『バイス』は2019年4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーブ・カレル、サム・ロックウェル
配給:ロングライド 
© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.