ムロツヨシ


《ありえない出会い》と《想定外の行動》からはじまる奇跡のヒューマンドラマ『最高の人生の見つけ方』の新キャストとしてムロツヨシの出演が発表された。

ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演のハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』から12年、この感動の物語を原案に、主人公を女性二人として新たに生まれ変わった本作。主人公の主婦・北原幸枝を吉永小百合、大金持ちの女社長・マ子を天海祐希が演じる。価値観が絶対的に違う、出会うはずのない2人が病院で出会った。余命宣告を受けた二人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”。二人はこのリストすべてを実行する決断をする。自らの殻を破って初体験することで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた2人には、ある奇跡が待っていた―。

今回、天海祐希演じる女社長・剛田マ子の秘書・高田学役をムロツヨシが演じることが発表された。経験に裏打ちされた確かな演技力と唯一無二の存在感で映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍する一方で、明るいキャラクターでお茶の間の人気を博し、バラエティ番組からも引っ張りだこのムロ。そんなムロが今の事務所に所属した時、「一番好きな映画」「こんな役柄を演じられる俳優になりたい」と志したのがアメリカ版『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役だった。

ムロが演じる秘書役も、吉永小百合演じる幸枝と天海祐希演じるマ子の突拍子もない提案に翻弄されながらも、余命わずかな2人のために最大限のサポートを尽くす最大の理解者という役どころ。ムロは「好きな映画はなんですか?と聞かれたらいつもこの映画をあげていた」というほど思い入れのある作品だったことを明かし、「今の事務所に入ってから、「この映画がリメイクされたら秘書を演じたい」と様々なインタビューで答えてきた。その夢が叶った形となりました」と嬉しそうに語った。

実は当初、ムロには別の役柄が準備されていたという。小岩井宏悦プロデューサーは「実は、別の役で出演の依頼をしに行った際、ムロさんから『秘書役をやりたい』と逆オファーがあった。熱意を持ってくださっていることをきっかけにこの高田という秘書役をムロさんへお願いした」と起用のきっかけを語る。吉永・天海との共演に対してムロは「正直、すごく緊張しました」としつつ「オリジナルが好きな分、役に自分らしさを出すことを心がけました。天海さんも『楽しくやろう』と言ってくださって、緊張はしましたがオリジナル版の役柄をそのまま演じないように意識しました」と大女優2人とのいい雰囲気の中での撮影を振り返っている。

ムロツヨシ(高田学役)コメント

「好きな映画はなんですか?」とこれまで何十回、何百回とインタビューで質問され、
ずっとあげていたのがハリウッド版の『最高の人生の見つけ方』そしてやりたい役としてあげていた秘書
まさか日本版に出演して、しかも秘書役を演じる日がくるとは!
ずっと演じたかった役を、吉永さん、天海さんをはじめとする
キャスト・スタッフの方々とご一緒に作っていくのは夢のような日々でした。
このめぐり合わせは“嬉しい”の一言ではもう言い表せない。
スゴイと思うと同時に、言ってみるもんだなと思いました(笑)

映画『最高の人生の見つけ方』は2019年10月11日(金)より全国で公開!
監督:犬童一心
出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、前川清
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会