『最高の人生の見つけ方』のジャパンプレミアが9月3日(火)に六本木ヒルズアリーナで行われ、吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、ももいろクローバーZ、前川清、犬童一心監督が登壇した。

ステージ上に登場したゲストが、観客が待ち受けるレッドカーペットへと進むと待ちわびたファンからは大歓声が沸き起こり、サインをもらったり写真を撮るなどグリーティングを楽しんだ。

続けて行われた舞台挨拶では、冒頭で「会場の熱気にすっかり煽られて、自分が自分じゃないような状態になっています」と笑顔で挨拶した吉永は、さらに「ももクロさんとご一緒で、“モノノフ”としては本当に幸せな気持ちです」とももクロメンバーに向かってメッセージを告げた。

これに百田は「こうしてみなさまと一緒にいられることが幸せ。モノノフと一緒に映画に参加できて、ももクロチーム一同ビックリしています」と映画への参加に驚きを隠せない様子で、「吉永さんが『私もモノノフ』と言った音源をいただけたら」とコメントし、会場を沸かせた。

会場の熱気がさらに高まる中で、吉永はレッドカーペットへの参加を「宝塚のスターになったようです。階段を下りてくるような心境になりました」と語り、天海も「私たちも幸せな気持ちにさせていただきました」とファンの熱い対応に喜んでいる様子。

劇中ではももクロのライブに吉永と天海が参加するシーンがあるが、会場のファンにはサプライズで撮影が行われたようで、「お二人と一緒に踊ることができて、人生の宝物ができました」と振り返った百田。天海は「夢のような時間でした」と語り、吉永は「一緒に、舞台に上がってしまって、私にとっては一生に一度のことです」と思い出深い撮影になったことを明かした。

また、ムロは「自分にも、もっとやりたいことを見つけ、探さなきゃいけないと思いました」と本作を見た感想を語り、「見てもらうお客さんには、泣いて、前向きに探し物をしよう、何かを考えようという映画になっていると思います」とコメント。

映画の内容にちなんで、“公開日までにやりたいこと”という質問に吉永と天海は「これから天海さんと一緒に全国をガンガンと回って宣伝させていただきます」と答え、吉永は「おいしい食べ物もあるみたいですから」と笑顔を見せた。

ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演のハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』から12年、この感動の物語を原案に、主人公を女性二人として新たに生まれ変わった本作。主人公の主婦・北原幸枝を吉永小百合、大金持ちの女社長・マ子を天海祐希が演じる。価値観が絶対的に違う、出会うはずのない2人が病院で出会った。余命宣告を受けた二人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”。二人はこのリストすべてを実行する決断をする。自らの殻を破って初体験することで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた2人には、ある奇跡が待っていた―。

【写真・文/編集部】

映画『最高の人生の見つけ方』は2019年10月11日(金)より全国で公開!
監督:犬童一心
出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、賀来賢人、鈴木梨央、駒木根隆介/ももいろクローバーZ/前川清
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会