ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化した『ガラスの城の約束』のインタビュー映像が解禁された。

原作は衝撃的な自身の半生を綴ったジャネット・ウォールズの自叙伝「The Glass Castle」。華麗なセレブのイメージをかなぐり捨て、過酷な子ども時代の思い出を赤裸々に描いたことが話題を呼んだ。主演を務めるのは、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せを掴み取ろうと邁進する主人公を好演。単に「毒親」とはカテゴライズできない正邪併せ持つ両親を演じたのはウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツ。監督には、『ショート・ターム』でブリー・ラーソンと組んだデスティン・ダニエル・クレットン。過去とともに忘れようとした父の、正しくはないけれど強烈で深い愛が観る者の心を震わし、一歩前へ進む勇気をくれる感動のヒューマンドラマ。

今回、主人公ジャネットを演じたブリー・ラーソンと、彼女の父親で多大なる影響を与えた自由奔放な父親を演じたウディ・ハレルソンが撮影秘話や役作り、撮影の想い出について初めて語ったインタビュー映像が解禁された。映像では、ブリーが演じたジャネットと、ウディが演じたレックスの役作りについて、それぞれが役へのアプローチについて語っており、2人とも原作者のジャネット・ウォールズと、密にコミュニケーションを取ることでキャラクターを形作っていったことを明かしている。

また、監督を務めたデスティン・ダニエル・クレットンについては、ブリーは「一番クールで最高の監督よ」と語り、ウディは「とても穏やかな感情の人だ。指示も的確で、何をすべきかしっかりわかっている」と、2人そろって大絶賛しており、確かな信頼関係から、重厚なドラマが生み出されたことが、キャストの話しぶりから伝わってくる。2度目の共演となったブリー・ラーソンとウディ・ハレルソンは、ブリーはウディとの共演について「素晴らしい相手役だわ。滅多にあることではないのだけど、とても相性がいいの。昔からの関係性があって、共に経験した愛や脆さが、この映画にも見事に反映されたのではないかしら」と明かす。和気あいあいとインタビューをうける2人の様子から、お互いに全幅の信頼を寄せている様子が伝わってくる。

インタビュー映像

映画『ガラスの城の約束』は全国で公開中!
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ
配給:ファントム・フィルム
© 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.