一筋縄ではいかない思春期の男女が織りなす青春ラブストーリー『殺さない彼と死なない彼女』の主題歌が奥華子の書き下ろし楽曲「はなびら」に決定した。

同名原作は、3つの物語からなる連作四コマ漫画。本作は殺さない彼・小坂れいと死なない彼女・鹿野ななの物語を中心に据えた青春群像劇。登場するキャラクターは一見「変わり者」のようで、実は誰の心にも潜んでいる衝動の代弁者でもある。自分の想いにまっすぐで、不器用で、ありのままで生きようともがいている。主人公・小坂れい役を間宮祥太朗、もう一人の主人公・鹿野なな役を桜井日奈子が演じる。さらに、恒松祐里、堀田真由、ゆうたろう、箭内夢菜、金子大地、中尾暢樹ら注目の瑞々しい魅力溢れる若手俳優たち競演する。

今回、本作の主題歌が奥華子が書き下ろした「はなびら」に決定し、さらに映画音楽を初めて手がけることが決定した。恋愛ソングの名手として幅広い世代から支持を集める奥華子。劇場版アニメーション『時をかける少女』(2006)の主題歌「ガーネット」で多くの観客の心をつかんだ彼女が本作で再び唯一無二の歌声を響かせる。書き下ろした主題歌のタイトルは「はなびら」(作詞・作曲:奥華子)。映画主題歌としては、4作目の提供となるが、自らの代名詞ともいえる失恋バラードや心に深く刺さるメッセージソングなど数多くの楽曲を発表し続けてきた彼女が、満を持して書き下ろした映画主題歌だけに期待が高まる

さらに奥華子は本作で映画音楽にも初挑戦。主題歌決定後、本編のラッシュを見た奥から「きれいな水のようなイメージです」という感想が届いたのがきっかけ。映画音楽を作るにあたり、この奥華子の一言がまさしく本作の音楽で表現したい一つでもあったことから、映画音楽も奥華子にオファーをすることとなった。奥と小林監督は一曲一曲、話し合いながら綿密なやり取りを続け、ピアノをメインに全21曲の映画音楽を作曲。セリフと画と音楽で三位一体となるよう緻密に計算された音楽で作品を彩っている。

奥華子 コメント

世紀末さんの世界観が好きで原作を読んでいたので、主題歌と劇中音楽のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです。
瑞々しい映像と大切な言葉が散りばめられた一つの物語に、心が掴まれて何度も涙が出ました。
人を想う強さや、生きている喜びも切なさも素直に全部が愛おしいと思える作品でした。
主題歌『はなびら』は前向きな力強さと映画の優しい光の世界観もイメージしながら作りました。劇中音楽は初めての経験でしたが小林監督と何度もイメージを共有しながら、とても繊細なところまで妥協なく作る事ができました。
この音楽が映画と共に観た人の心に残れば幸いです。

間宮祥太朗 コメント

奥華子さんの音楽あってこそ、この映画は清く美しく感じてもらえると思います。
音が静かに泣いたり笑ったりしている様で、登場人物達の感情の機微に観客を誘う。
観ている方々の温度に優しく触れる。この映画に寄り添う音楽に報われに来てください。

桜井日奈子 コメント

「ガーネット」や「楔」など以前から聴いていて、私も奥華子さんの曲に心を動かされたファンの1人なので、今回主題歌を担当されることを知ってとても嬉しかったです。
恋の儚さ、尊さ、切なさが色濃く出ている反面、何度も出てくる”ありがとう”の歌詞に、
物語と同様、前向きさを感じました。そして苦しくなるほどに共感できる歌詞が心に響きます。

小林啓一(監督)コメント

素晴らしい音楽を作っていただき、ありがとうございました。奥華子さんの音楽により映画に深みや立体感が生まれました。仕上げの場にも、ずっといてくださり重要なアドバイスもたくさんいただきました。ほんとに助かりました。奥華子さん無くして、この映画は語れません。幸福と悲哀、それと何かが同時に沸き起こる不思議な感覚を皆さんにも味わって欲しいです。エンディング、はやく聞いて欲しいです。

世紀末(原作)コメント

映画が始まって最初の劇伴が流れた瞬間、物語が動き始めるのを感じてワクワクしました。まるで白黒から色がついたような、踊ってるような、走ってるような、笑ってるような、とても素敵な音です。
主題歌の『はなびら』は作品に寄り添って作っていただいた歌ですが、あたたかくて真っ直ぐで聴けば聴くほど奥華子さん本人のような歌だと思っています。
試写会後、奥さんが映画を「宝物のような作品ですね」と言ってくださったのがとても嬉しかった。
宝物を作ってくださったこと、本当に感謝しています。

奥華子

映画『殺さない彼と死なない彼女』は2019年11月15日(金)より全国で公開!
監督・脚本:小林啓一
原作:世紀末「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊)
出演:間宮祥太朗、桜井日奈子、恒松祐里、堀田真由、箭内夢菜、ゆうたろう、金子大地、中尾暢樹/佐藤玲、佐津川愛美/森口瑤子
配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン
©2019映画「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会