『ロケットマン』のジャパンプレミアが8月15日(木)に都内で行われ、舞台挨拶にタロン・エジャトン、デクスター・フレッチャー監督が登壇した。

ブルーカーペットイベントに引き続き劇場内で行われた舞台挨拶に登壇したタロン・エジャトンとデクスター・フレッチャー監督の2人。「日本は4回目ですが、いつも温かく迎えてくれて、今も最高に興奮しています」とあいさつしたフレッチャー監督。一方で、今回が初来日となったエジャトンは「ずっと来たいと思っていた街でした。おいしいものもいただけました」と日本での滞在を満喫している様子。

エルトン・ジョン役をエジャトンが演じており、さらに歌もエジャトン本人が歌っているところが本作の魅力と明かすフレッチャー監督は「彼は俳優として素晴らしいだけではなく、歌唱力も並外れたものを持っている。実際に撮影現場で歌ったものが、心がこもっていて感情がストレートに伝わってくる」とその多彩ぶりを絶賛した。

そのエジャトンは「まだご存命中で、あれだけ有名な人を演じることはなかなかない」とコメントしつつ、エルトン・ジョン自身とは「深い絆が生まれ、友情が生まれました。ずっと続いている友情で、数週間前には彼の南仏の家で彼の家族と一緒に数日過ごしました」と今でも交流が続いていることを明かした。

イベントの最後には、事前に練習した歌を観客が披露。思わぬサプライズにエジャトンは「ワンダフル!ほんとうに素晴らしい」と喜びを表し、フレッチャー監督は「『ロケットマン2』に出演してください!」と観客に呼びかけ、会場は大歓声に包まれた。

また、フレッチャー監督は「この映画は一人ひとりの心に、名曲を通して、タロンの素晴らしい演技淘汰を通して響くものになっていると確信しています。最終的には希望の物語であり、どんな状況に置かれても人生って捨てたものではないという人生賛歌みたいなメッセージもあります。そういったものを受け取りつつ、最高の笑顔で、ご機嫌な気分で去ってくれたらうれしいです」、エジャトンは「この映画は我々が作っている間、とにかく最高の時間を過ごした、そんな喜びに満ちて、愛に満ちて、みんなの心がこもった作品です。人間らしい人間臭い作品なので世界中の人たちに共感してもらえたと思います。彼(エルトン・ジョン)は我々と同じ悩みや苦しみを抱えている、そんな経験をこの映画を見て共感していただけたら」とメッセージを送った。

本作は、音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、シングルとアルバムの総売上は全世界で3億枚を越える伝説的ミュージシャン、シンガーソングライター“エルトン・ジョン”の半生を描いた話題のミュージカル大作。世代を超えて愛された音楽史に残るカリスマ”エルトン・ジョン”を演じるのはタロン・エジャトン。数々の名曲をエルトンと共作した創作上のパートナーであったバーニー・トーピン役には、ブライス・ダラス・ハワード。エルトンのマネージャーで、後にクイーンを見出したことでも知られる敏腕音楽プロデューサー ジョン・リードにはリチャード・マッデン。

【写真・文/編集部】

映画『ロケットマン』は2019年8月23日(金)より全国で公開!
監督:デクスター・フレッチャー
出演:タロン・エジャトン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン
配給:東和ピクチャーズ
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