太陽系の彼方に消えた父の“謎”を追う本格スペース・アクション超大作『アド・アストラ』のプロモーションのために、主演・製作を務めたブラッド・ピットが緊急来日することが決定した。

本作は、世界的人気俳優ブラッド・ピット演じる主人公ロイ・マグブライドが、宇宙の彼方で消息を絶った父と、その謎の“答え”を探すために宇宙へと旅立つ、衝撃の“救出”ミッションを描くエンターテインメント大作。愛する者を地球に残し、微かな父の情報を辿りながら、広大な宇宙へと旅立つ先にロイが見た真実とは?地球から43億キロ離れた太陽系の彼方で消息を絶った父はなぜ生きていたのか_そして、なぜ危険な実験を抱えたまま彼は姿を消したのか?―父の謎を追い、宇宙の彼方でロイ・マグブライドが見たものとは?隠された秘密が今、明らかになる―。

現在イタリアで開催中の第76回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、先日29日に行われたプレミア上映では、ブラッド・ピットが“宇宙”という新境地でみせた迫真の演技、そしてエンターテイメント大作でありながら、没入感のあるリアルな宇宙描写や、親子の絆を軸とする深遠な人間ドラマを見事に描き切り、世界中のメディアから大絶賛を受けた。

そして今回、本作の主演・製作を務めるブラッド・ピットが、本作のプロモーションのために緊急来日することが決定した。ブラッド・ピットの来日は 2017 年のNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン 戦争は話術だ!』以来、12回目の来日となる。9月12日(木)には、“宇宙”を舞台にした本作の物語にちなみ、日本科学未来館にて記者会見を実施、翌日13日(金)にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて盛大なプレミアが予定されている。

ピットが演じた主人公ロイは、地球外知的生命体の探求に人生を捧げた科学者の父の背を見て育ち、自らも宇宙飛行士の道を選んだ男。ピットは、「ロイは、宇宙などで危機にさらされた時はとても有能だけど、日常では人と親しくなるために努力が必要な人物なんだ。監督のジェームズ・グレイとは、人と人の繋がりとは何かについて話し合ったね」と自らが演じたロイのキャラクターに関して、製作の当初より監督と深く話し合っていたことを語っている。

また、製作者としても名を連ねるピットは、『ムーンライト』(16)や『それでも夜は明ける』(13)など数々のオスカー作品を生み出し続ける自身が率いるPLAN Bが製作を担当しているということもあり、今後の賞レースの大本命としても注目を浴びている。本作のジェームズ・グレイ監督は「ブラッド・ピットと一緒に仕事が出来ることは、とてもうれしい驚きだった。長年、一緒に映画を作りたいと願ってきたが、スケジュールやタイミングが合わなかったんだ。彼が参加できると知って、本当に大喜びをしたよ」と、ピットとの映画制作が悲願であったことを明らかにしている。

映画『アド・アストラ』は2019年9月20日(金)より全国で公開!
監督:ジェームズ・グレイ
出演:ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド
配給:20世紀フォックス映画
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation