トロント国際映画祭2019の様子


ライアン・ジョンソン監督がアガサ・クリスティーに捧げる最新作『Knives Out(原題)』が2020年1月に公開されることが決定した。

全員容疑者―。NYの豪邸で起きた世界的ミステリー作家の密室殺人事件の謎を名探偵が紐解いていく。『007』シリーズのダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』のクリス・エヴァンスほかオールスターキャストが集結した。

「10代のころからアガサ・クリスティーの根っからのファン」だというライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本とこれ以上にない豪華キャストを集結させついに完成させた本作。「アガサの推理物の要素を全部詰め込もうとした。豪華キャスト勢ぞろいで、ヒッチコックのスリラーの要素も絡めながら、設定は現代のアメリカになっている」と自信をのぞかせる監督が、正統派ミステリーに独自のユーモアと、現代社会への鋭い視点を盛り込み、最後の最後まで観客を翻弄する、これまで誰も見たことのない全く新しい傑作エンターテインメント・ミステリーを完成させた。

ワールドプレミアとなった9月のトロント国際映画祭では、数ある作品の中で高評価を獲得。その評価が注目された有名レビューサイト、ロッテントマトでは驚異の100%を記録(9月10日時点)。「最初から最後までワクワクが止まらない」「間違いなく今年一番のエンタメ映画」「世界には『ナイブズ・アウト』のような映画がもっと必要だ」「ハラハラする面白さ」「アガサ・クリスティーの現代版、一級品!」と、作品の面白さを絶賛する声はもちろん、「キャストの才能が、すべてのシーンで輝いている」といった、豪華すぎるキャストのアンサンブルに加え、注目された“キャプテン・アメリカ”と“ジェームズ・ボンド”の共演にも「エヴァンスが完璧なおべんちゃら男!」、「ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)の世界なら喜んで何時間でもいたい“ボンドって誰だっけ?”」とそれぞれが演じた役柄にも大満足の評価。ツイッター上には早くもクリス・エヴァンスを抱っこするダニエル・クレイグの媒体写真が話題になるなどすでに007ファン、アベンジャーズファンを巻き込み大きな盛り上がりを見せている。

今回解禁された海外版予告編は豪華キャストが集結している。ダニエル・クレイグが不敵な笑みを湛えて演じる名探偵ブノワ・ブラン。周囲を罵倒し強烈なインパクトを残す一家の放蕩息子を演じるクリス・エヴァンス。ほかにも豪華すぎる共演者の数々が一癖も二癖もあるキャラクターを演じている。いったい真犯人は誰なのか?そして遺産は誰の手に?フランク・シナトラの「I’m Gonna Live Till I Die」が軽快に盛り上げ、極上のミステリー誕生に期待が高まる予告編となっている。

海外版予告編

ストーリー

NYの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。

映画『Knives Out(原題)』は2020年1月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、キース・スタンフィールド、キャサリン・ラングフォード、ジェイデン・マーテル、クリストファー・プラマー
配給:ロングライド
Photo Credit: Claire Folger
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