never young beach


純愛と性愛とドールが交錯する大人のラブストーリー『ロマンスドール』の主題かがnever young beachの書き下ろし楽曲に決定した。

一人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いたタナダユキによる同名小説を自らが脚本・監督を手掛けて映画化した本作。型破りな設定と衝撃的な展開の中で、男女が強く惹かれ合い、すれ違い、もがきながらも、夫婦として゛本当の幸せ“を見つけていく姿を描く。主人公・北村哲雄を高橋一生、哲雄の妻・園子を蒼井優が演じる。さらに二人をとりまく共演陣に、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、渡辺えり、きたろうら個性豊かな豪華実力派俳優陣が集結した。

今回、本佐久の主題歌がnever young beachによる書き下ろし楽曲に決定した。never young beachは本作の主題歌に加えて劇中歌も手掛けており、心地よくも登場人物の心情に寄りそったサウンドで、『ロマンスドール』の唯一無二な世界を彩っている。

never young beach コメント

自分たちのつくった曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。映画の本編が終わり、エンドロールを観ながらエンディングの曲を聴いている時間が実は一番脳みそから何か出ている気がするんです。見終わってジュワーといろいろ実感するというか。あの時間に自分たちが関われるなんて。そんな気持ちがあったので主題歌のオファーを頂いた時は単純に嬉しかったです。

映画から受けた印象は、余白があって、凄く素朴。だからこそ役者さん、音、映像、様々な個性を感じられました。

人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。

愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました。

高橋一生 コメント

―主題歌をnever young beachが手がけるとお聞きになった際の気持ち
えー!
―主題歌を聞いたときの感想
兄だけど。好きです。

タナダユキ(監督)コメント

never young beach を知ったのは3年近く前のこと。彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジーがありました。とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱりちょっとひねくれているような可愛げ。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました。
初めて完成した主題歌を聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画「ロマンスドール」の世界です。この曲が沢山の人に届きますように。


映画『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国で公開!
脚本・監督:タナダユキ
出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝ニ、ピエール瀧、きたろう、渡辺えり
配給:KADOKAWA
©2019「ロマンスドール」製作委員会