『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』の追加キャストが発表された。

「平成仮面ライダー」20作品目、そして最後の平成仮面ライダーとして、歴史に名を刻んだ「仮面ライダージオウ」は、歴代平成仮面ライダーの力を駆使し、過去・現在・未来と時間移動を繰り返し、先の読めないストーリーで話題を呼んだ。そして、9月1日より放送が開始された「令和仮面ライダー」第1作目「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系/毎週日曜9:00~)。社長の座に就く者のみが使用できる飛電ゼロワンドライバーを手にした主人公が、人工知能=AIが導入された新時代の日本の環境下で生まれた悪と戦い、人間の「夢」と「情熱」を訴えていくストーリーで放送の度に多くの話題を呼んでいる。本作は「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダージオウ」の冬の新作映画。

今回、超個性的なレジスタンス・避難民10人のキャストが発表された。タイムジャッカーの歴史介入によって、ヒューマギアに人間が支配された世界となってしまったゼロワンの世界。荒廃しきった世界で生き残っている人々は、ヒューマギアたちの侵攻から身を守るため地下シェルターでの生活を余儀なくされている。改変された世界では「A.I.M.S」の2人不破諫と刃唯阿は、人間たちを守りヒューマギアたちに立ち向かう「レジスタンス」として活躍している。今回発表された10人のキャストは、そんな2人をサポートする超個性的な仲間たち。

ジャパンアクションエンタープライズ15期生として入団(現在は退団)、「逃走中」(CX)のハンター役などとしても活躍し、現在も舞台を中心に活躍する笠原竜司をはじめ、舞台俳優・竹中隼人、多くの舞台や映画で殺陣師として活躍する潮見勇輝、外国人スタントマンとして活躍し、日本の特撮の大ファンのトム・コンスタンティン、個性派俳優・ガイモン、舞台女優・橋本ゆりか、映画・ドラマ・舞台・グラビアアイドルと幅広く活動する鈴木ふみ奈、舞台俳優・佐野祐介、俳優・佐藤隆幸が諫と唯阿をバックアップする。さらに、避難民として「仮面ライダーゼロワン」で飛電或人のギャグ指導として名を連ねるハッピー遠藤も登場する。

今回発表されたレジスタンスの面々は、台本上には出てこないキャラクター。今回の映画のテーマ「夢」には、或人が思い描くヒューマギアと人間の関係性が含まれている。そのテーマを色濃く描くために、杉原監督は台本には全く書かれていない、レジスタンス側に加担するヒューマギア・イズと人間のレジスタンスの面々の関係性の変化を見せるシーンを追加。イズと衝突するレジスタンスをより印象的に描くために、今回解禁となった個性的なメンバーをキャスティングした。

杉原輝昭(監督)コメント

 今回の映画は「夢」という大きなテーマがあります。或人が夢みているヒューマギアと人間の関係性を、歴史改変された世界の中 でも描いています。そのため、台本には特になかったのですが、“ヒューマギアに支配された世界”で「レジスタンス側に加担するイズとレジスタンスの関係性が映画を通して好転していく」というシーンを追加で入れたいと思 いました。そのためには、作品の中で大きく心境が変化するレジスタンスの面々の印象を残さなければならないと思い、個性的な方々をキャスティングさせていただきました。
 衣裳合わせの段階で演出陣で勝手にキャラ付けして衣裳や持ち道具を設定したのですが、撮影日当日に出来上がってきたレジスタンスの面々を見た時は「そう!これだ!」って思いました。撮影中にも貪欲に僕の欲しいものに答えてくれて、アクションシーン、芝居、さらにはアフレコまで素晴らしかったです!イズと彼らの関係性の変化は、胸アツなシーンになっていると思いますのでぜひ劇場で観ていただきたいです。
 ただ、若干キャラが立ちすぎて現場ではスピンオフを撮ろうと一部スタッフの間で謎の盛り上がりも起こっていました。笑 出来れば本編でもどこかで彼らに会いたいなと思います。

映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』は2019年12月21日(土)より全国で公開!
出演:高橋文哉、岡田龍太郎、井桁弘恵、鶴嶋乃愛、中川大輔、砂川脩弥、奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐
配給:東映
「ゼロワン&ジオウ」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映