春日部の平和は“ほぼ”四人の勇者に託された!?―劇場版最新作『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のゲスト声優として山田裕貴の出演が発表された。

1990年より「漫画アクション」で連載が開始され2020年でなんと30周年を迎える「クレヨンしんちゃん」の劇場版28作目となる最新作。誰もが一度は思い描く「もしも自分の描いた絵が動きだしたら・・・」という夢。本作は嵐を呼ぶ5歳児・野原しんのすけが、クレヨン1本を手に、そんな楽しい世界を描き出す。監督を務めるのは『ラブライブ!』「宝石の国」の京極尚彦。さらに、脚本には『婚前特急』『そこのみにて光輝く』の高田亮。

今回、本作のゲスト声優に山田裕貴が決定した。舞台の始まりは、地上のラクガキをエネルギーに浮かぶ王国・ラクガキングダム。ところが地上では時代の流れかめっきりラクガキが減り、王国は崩壊の危機に直面していた…。「ラクガキングダム」の王国軍は国の命運をかけて無理やり人間にラクガキをさせる作戦「ウキウキカキカキ作戦」を決行し地上への進撃を開始!その下にはなんとしんのすけたちが暮らす春日部が―。

そして、そのラクガキングダムの王国軍を率いて「ウキウキカキカキ作戦」を実行に踏み切るキーパーソン・防衛大臣役を演じるのが山田裕貴。山田がアニメ作品の声優を務めるのは今回が初となる。2011年、テレビドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役で俳優デビューし、以後数々のドラマ、映画、舞台に出演。近年ではNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」の好演が話題になっている。一方で「HiGH&LOW」シリーズでは不良高校をまとめる最強の番長役を演じているほか、第74回文化庁芸術祭賞・演劇部門新人賞を受賞するなど、その演技の幅が高く評価されており、今最も勢いのある若手実力派俳優。

山田裕貴(防衛大臣役)コメント

小さい頃からアニメを観てましたし、よくしんちゃんの真似をしておシリを出して怒られていましたし(笑)、こうやって大人になってからしんちゃんと“おシリあい”になれて、すごく嬉しいしドキがムネムネ~です!
僕の演じる防衛大臣は、最初は「すごく悪いやつなんだ」と思っていましたが、実は素直さや心の純粋さも持っていてすごく魅力的なキャラクターです。
以前からやりたかった声優のお仕事なので、記憶に残るキャラクターを作りたいな、と強く思います。挑戦だけで終わらず、しっかり演技を声で出来たらいいですね。声の演技で僕の俳優業を“防衛”します!!

テレビ朝日プロデューサーコメント

山田裕貴さんに務めて頂くのは、天空の王国・ラクガキングダムの閣僚である、イケメン防衛大臣役です。
滅びゆく国を前に、かつての栄華を取り戻すべく、突如クーデターを巻き起こし暴走する少々厄介な人物ですが、実は誰よりも国を愛している、本作の重要人物です。

山田さんは、ジャンルの垣根を越えて役柄ごとに雰囲気ががらりと変わってしまうところがとても魅力的で、
次はどんな役に染まってしまうのだろうと次回作を待ち遠しく思えてしまう俳優さんだなと常々拝見していました。

今回、毅然とした態度で大義を貫きつつも、実は弱さや情けなさも持ち合わせているという振れ幅の多い役柄ですが、これもきっとたちまち山田さん色に染め上げ、どこか憎めない人間味溢れるリーダー像に育ててくださるものと確信しております!

野原しんのすけ コメント

お初にお目にかかります~。
オラに負けず劣らず人気者のイケメン!ゆうきおにいさん!
イケメン共演が実現してオラうれしいゾ。
でも・・・今回の映画ではお空に浮かぶラクガキングダムの防衛大臣役で、みんなに無理やりラクガキさせるんだよね?
そんなの絶対ダメだゾ!
オラ5歳なのにため息が出ちゃう・・・ふぅ。
オラとゆうきおにいさんの対決、みんなも映画館にみにくれば~。

映画『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は2020年4月24日(金)より全国東宝系で公開!
監督:京極尚彦
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、神谷浩史
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020