春日部の平和は“ほぼ”四人の勇者に託された!?―劇場版最新作『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のゲスト声優による“ラクガキ”が劇中に登場することが発表された。

1990年より「漫画アクション」で連載が開始され2020年でなんと30周年を迎える「クレヨンしんちゃん」の劇場版28作目となる最新作。誰もが一度は思い描く「もしも自分の描いた絵が動きだしたら・・・」という夢。本作は嵐を呼ぶ5歳児・野原しんのすけが、クレヨン1本を手に、そんな楽しい世界を描き出す。監督を務めるのは『ラブライブ!』「宝石の国」の京極尚彦。さらに、脚本には『婚前特急』『そこのみにて光輝く』の高田亮。

今回、本作で登場する多様なラクガキのなかにゲスト声優の山田裕貴、りんごちゃん、ラクガキ応援大使のきゃりーぱみゅぱみゅによるラクガキが登場することが発表された。本作にゲスト声優として出演する、空に浮かぶ王国・ラクガキングダムの防衛大臣役の俳優・山田裕貴、一人三役で演じる「ウキウキカキカキ作戦」の指導官リンゴ・イチゴ・メロン役の七色のモノマネボイスを持つりんごちゃん。声優初挑戦となる二人が描いたラクガキが本作に登場する。

さらに、しんのすけに“ミラクルクレヨン”託すラクガキングダムの姫役には、テレビシリーズへの出演や劇場版の主題歌を担当するなどクレヨンしんちゃんと深い関わりを持つきゃりーぱみゅぱみゅ。今回の出演を皮切りに本格的な声優活動を始動させる大のしんちゃんファンを公言しているきゃりーは、映画のテーマにちなんで「ラクガキ応援大使」に就任することも決定しており、本作のために描いたラクガキも劇中に登場する。

ラクガキについてそれぞれ思い出を聞くと、絵は下手かもと言いつつもピカソのような独創性のある絵を描くのが好きという山田、絵を描くのが大好きで絵心に自信があるというりんごちゃん、教科書にパラパラ漫画を描いて周囲を驚かせ今でもラクガキしてしまうというきゃりーといった個性あふれる3人による絵心が爆発している。

3人のラクガキを見て、しんのすけからのコメントも到着した。山田の太陽のラクガキについては「ゆうきお兄さんのようなアツアツ~ニコニコ~な太陽!げいじゅつ!って感じがオラの心にも熱く伝わってきたゾ!」と熱い気持ちをしっかり受け取った様子。りんごちゃんの犬のラクガキについて「あは~ん、かわいいワンちゃん~!モフモフ~な感じがぷんぷんしてくるくらい、さいっこ~なラクガキだゾ!」とその画力に称賛のコメント。きゃりーのさくらんぼのラクガキについては「さくらんぼだゾ~!オラときゃりーちゃんの様に二人でひ・と・つ❤︎な意味を含んでてオラ感動だゾ!」とこれまでにも共演を重ねてきたきゃりーとの絆の深さをコメントしている。

また、しんのすけは「オラもラクガキにはそーとー自信あったんだけど、みんなのラクガキもなかなかやりますなぁ~!これは、ミラクルクレヨンに選ばれちゃってもおかしくない、ばくはつ~なげいじゅつばかりだゾ!みんな映画をみて探してみれば~」と本作の公開を待つファンたちにコメント。本作はミラクルクレヨンで描かれた最強?のラクガキ、ぶりぶりざえもん、ニセななこ、ブリーフのほぼ四人の勇者による春日部奪還冒険譚。勇者たちの前に一体どのようにして4人のラクガキが現れるのか。

映画『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は2020年4月24日(金)より全国東宝系で公開!
監督:京極尚彦
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、神谷浩史
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020