佐久間由衣


芥川賞作家・津村記久子のデビュー作品『君は永遠にそいつらより若い』が佐久間由衣、奈緒共演で映画化されることが決定した。

本作は、卒業間近の大学生である主人公が、なんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する物語。大学やバイト先のぐだぐだした日常は軽快にユーモラスに描かれ、一方、作者の確かな問題意識と倫理観で、それら社会の闇の部分ともきちんと対峙する作品となっている。

主人公の大学生・堀貝佐世役には、ひたむきな芝居への情熱と誠実さを持ち、数々のTV ドラマや映画で培った経験と確かな演技力で、早くも俳優として確固たる存在感を示す佐久間由衣。本作が『“隠れビッチ”やってました。』に続く主演映画2作目となる。堀貝と出会う、痛ましい過去を持つ猪乃木楠子役を演じるのは奈緒。最近ではNTV系列「あなたの番です」尾野幹葉役の怪演で話題になり、また主演映画『ハルカの陶』では、夢に向かって奮闘する女性を瑞々しく演じている。

監督を務める吉野竜平は、声優として活躍する朴璐美を主演に、カルト宗教にのめりこむ親子を描いた初監督作品『あかぼし』(12)でその完成度の高い脚本と緻密で力強い演出が注目を浴び、2作目となる『スプリング、ハズ、カム』(15)では主演に柳家喬太郎と石井杏奈を迎え、地方都市から上京してくる娘と父の部屋探しを通して、どこにでもいそうな父娘のありふれた一日をあたたかい眼差しで切り取ってみせた。両作品とも東京国際映画祭に選出されており、若手注目株の監督の一人。本作が長編3 作目となる。

本作『君は永遠にそいつらより若い』は、2020年春に撮影、2021年に全国で順次公開予定。

奈緒

吉野竜平監督

ストーリー

児童福祉職への就職が決まり、大学卒業を間近に控え手持ちぶさたな日々を送る堀貝(佐久間由衣)は、身長170cm を超える22歳、処女。変わり者とされているが、さほど自覚はない。バイトと学校と下宿を行き来し友人とぐだぐだした日常を過ごしている中、同じ大学の猪乃木(奈緒)と知り合うが、過去に痛ましい経験を持つ猪乃木とは、独特な関係を紡いでいく。そんな中、友人の友人、穂峰が自ら命を絶ち、堀貝を取り巻く日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる・・・。

映画『君は永遠にそいつらより若い』は2021年に公開予定!
監督・脚本:吉野竜平
出演:佐久間由衣、奈緒
©『君は永遠にそいつらより若い』製作委員会