言葉の壁を超えた絆と冒険を描く感動の物語『野性の呼び声』で主人公ソーントンを演じたハリソン・フォードが新たに挑むアドベンチャーに込めた思いを明かした。

ハリソン・フォードの最新作は、アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンの世界的名作冒険小説を基に、地図にない地を目指し旅する男ソーントンと奇跡の名犬バックの出会い、そして言葉の壁を超えた友情と冒険を描く感動のアドベンチャー。監督を務めるのは、ディズニー・アニメーションで『ライオン・キング』『アラジン』『美女と野獣』などさまざまな名作を生み出してきたクリエイターのクリス・サンダース。実写デビュー作となる本作で、“地図にない地を目指し、独り旅する男ソーントン”と“奇跡の名犬バック”の絆と冒険を感動的に描く。

本作の主演を務めたのは、誰もが知るハリウッドの大御所ハリソン・フォード。ハリソンが演じた主人公ソーントンは、息子を亡くし、未開の地に挑む孤独な男。そんなソーントンはある日数奇な運命を経て犬ぞりの先導犬になったバックに出会う、二人の間には友情が生まれ、ソーントンは再び命の炎を燃やすことになる。今年77歳となり、再びアドベンチャーに挑むこととなるハリソンは、「私は『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』といった映画シリーズを通して、新しい世代の人々と新たに出会うことができました。この映画も人々にギフトを与え続けるような作品になれたらいいなと思っています」と語り、今なお観るものの心を揺さぶる“感動”を提供したいと思ていることを明かした。

本作でハリソンとタッグを組んだ『リロ&スティッチ』や『ヒックとドラゴン』を手掛けてきた名クリエイタークリス・サンダース監督は、ハリソン・フォードについて「撮影時、ハリソンが自分の演じたソーントンとバックの関係に自分の感情の波長を合わせてくれました。さらに、原作ではっきりされていないソーントンのキャラクターに個性を与え、新たなキャラクターを創り出してくれました。このキャラクターについて、最初の段階からハリソンと深く話し合いました」と語り、ハリソンの深い役作りの秘話を明かした。

ハリソンといえば、『スター・ウォーズ』で銀河で密輸業を営むアウトローな運び屋ハン・ソロ、『インディジョーンズ』の危険を恐れず大胆不敵な考古学者インディアナ・ジョーンズなど、映画の枠を超えてポップカルチャーアイコンとも呼べるキャラクターを数多く演じてきた。そんなハリソンと同じく70年代後半から80年代に活躍したハリウッドヒーローアイコンといえば、アーノルド・シュワルツェネッガーやシルヴェスター・スタローンを思い浮かべるが、彼らの最近の活躍もめざましい。シュワルツェネッガーは昨年72歳で映画『ターミネーター』シリーズの最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』でT-800を熱演。スタローンも昨年の映画『ランボー5』で銃やナイフを使った激しいアクションを披露した。衰えを全く知らない彼らたち、当時の少年たちを目くるめく冒険の世界に誘った彼らは、今なお光を放ち、再び若者に熱いメッセージを贈らんとしている。

ディズニー・アニメーションで『ライオン・キング』『アラジン』『美女と野獣』など、様々な名作を生み出してきたクリエイターのクリス・サンダースと、『スター・ウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズなど伝説的なヒット作に出演し続けてきたハリソン・フォードの主演で贈る『野性の呼び声』。人類未踏の地に挑戦する一人の男と、一匹の犬の冒険と友情を描く、感動のスペクタクル・アドベンチャーに、今世界が注目している。

映画『野性の呼び声』は2020年2月28日(金)より全国で公開!
監督:クリス・サンダース
出演:ハリソン・フォード、ダン・スティーブンス、カレン・ギラン、オマール・シー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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