知られざる猟師の暮らしに700日密着したドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』が6月6日(土)より公開されることが決定した。

一昨年、NHKで放送されると同時に大反響を呼び、再放送希望が異例の1141件も届いた「ノーナレ けもの道 京都いのちの森」。京都で猟をする千松信也さんの、彼にとっては平凡な日常に取材したドキュメンタリーだった。イノシシやシカをわなでとらえ、木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。命と向き合うために千松さんが選んだ営みに、残酷という非難をはるかに超える「憧憬」が集まった。NHK取材班は放送後、千松さんとその暮らしにさらに迫るため、300日の追加取材を行い、およそ2年間の映像を編み直し、完全新生映画版となる『僕は猟師になった』が完成した。

ナレーションを担当したのは、日本映画界に欠かせない名優・池松壮亮。千松さんに寄り添い、その独特な視線、思考、行動に観客をいざなう。

映画『僕は猟師になった』は2020年6月6日(土)よりユーロスペースほか全国で順次公開!
監督:川原愛子
語り:池松壮亮
出演:千松信也
配給:リトルモア/マジックアワー