実話を基に壮絶な漂流記を迫力の映像で描く『アドリフト 41日間の漂流』の本編冒頭映像が解禁された。

婚約したばかりのタミーとリチャードはヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出たが、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。ヨットは操縦不能で無線も繋がらならず、リチャードは大怪我を負う。極限状態の中、タミーはセーリングの知識を総動員し陸を目指すが・・・。監督・製作を務めるのは『エベレスト 3D』(15)などのバルタザール・コルマウクル監督。主演を務め製作総指揮にも名を連ねているのは『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリー。共演は話題の出演作公開が続くサム・クラフリン。

今回解禁された映像は、主人公・タミー(シャイリーン・ウッドリー)が浸水した薄暗いヨット船内で目が覚める場面から始まる本編冒頭シーン。テーブルや洋服が周りに散乱し、終始揺れ動く船内の海水に何度も足をとられながらも我に返り「リチャード!」と婚約者を探し始める。なんとかヨットの外に出たタミーだが・・・。

本作はタミー・オールダム・アッシュクラフトによる太平洋上で難破してから生還するまでの41日間に及ぶ過酷な漂流記をまとめた手記を映画化。この物語に魅了された脚本家のアーロン・カンデルとジョーダン・カンデルの兄弟は「実際にタミーに会ったとき、すぐにシャイリーンが頭に浮かんだ。彼女の強さ、自由な精神、これまで歩んできた道とは異なる種類の人生でもためらうことなく演じるところが似ているんだ」と、第一稿をすぐに友人でもある女優シャイリーン・ウッドリーに送ったと、当時を振り返る。

『ザ・ディープ』(12)や『エベレスト 3D』(15)などサバイバル映画のスペシャリストとして世界を沸かせてきたアイスランドの監督、バルタザール・コルマウクルも脚本を読み、主人公を演じられるはシャイリーン・ウッドリー以外に考えられないと思っていたという。そして、シャイリーンも出演を快諾。劇中で過酷なサバイバルに直面することになるタミーを演じるため、1日350kcalしか摂取しないという厳しい食事制限を行い自身を極限状態に追い込んだという。冒頭映像のシーンだけでもこれからタミーを待ち受ける壮絶な運命に身震いがするほど、全身全霊で演じたシャイリーン・ウッドリーの鬼気迫る表情に注目だ。

本編冒頭映像

映画『アドリフト 41日間の漂流』は2020年4月10日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:シャイリーン・ウッドリー、サム・クラフリン
配給:キノフィルムズ
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