実話を基に壮絶な漂流記を迫力の映像で描く『アドリフト 41日間の漂流』の延期後の公開日が6月12日(金)に決定、併せて本編映像が解禁された。

婚約したばかりのタミーとリチャードはヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出たが、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。ヨットは操縦不能で無線も繋がらならず、リチャードは大怪我を負う。極限状態の中、タミーはセーリングの知識を総動員し陸を目指すが・・・。監督・製作を務めるのは『エベレスト 3D』(15)などのバルタザール・コルマウクル監督。主演を務め製作総指揮にも名を連ねているのは『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリー。共演は話題の出演作公開が続くサム・クラフリン。

4月10日(金)に公開を予定していた本作だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていた。今回、新たな公開日が6月12日(金)に決定。購入済みのムビチケ前売券は延期後の公開でも使用することができる。

併せて、巨大なハリケーンに遭遇し、遭難したヨットに一人取り残されたタミー役シャイリーン・ウッドリーが状況を打開しようと自ら壊れたヨットを修復しようと奮闘、主人公の強さを体現するシーンの本編映像が解禁された。解禁された本編映像は、ハリケーンで行方不明になったと思われた婚約者リチャードが、ぐったりした様子で海に漂うのを発見した直後の場面。すぐにでも婚約者を助けに行きたいが、壊滅状態のヨットは動かない。ケガをして血だらけの自分の手をみつめ、茫然自失の表情を浮かべるタミー。しかし意を決したかのように、「待っててね!」とリチャードに呼びかけヨットの修理を始める。

「さあ、手当てをしようね」とひびが入ったヨットの側面にテープを貼り、浸水した船内から自力で水を汲みだし、倒れた重たいマストを立て、新たな帆を張ろうと奮闘。終始、「大丈夫、うまくいくよ」と自らに、リチャードに、そして相棒であるヨットに言い聞かせながら奔走するタミーの姿は非常にたくましい。愛するリチャードを助けに行くために、必死にヨットをたてなおそうとする気持ちが胸に迫る。

本編映像

映画『アドリフト 41日間の漂流』は2020年6月12日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:シャイリーン・ウッドリー、サム・クラフリン
配給:キノフィルムズ
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