沖縄の離島を舞台に小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描く劇場アニメ『海辺のエトランゼ』の予告編とメインビジュアルが解禁された。

小説家の卵の橋本駿と海辺に物憂げに佇む少年、知花実央。そんなふたりの初々しくも、もどかしい関係を描いた「海辺のエトランゼ」(紀伊カンナ作・祥伝社刊)が、BLアニメレーベル「BLUE LYNX」にて劇場アニメ。アニメ化にあたって、作者・紀伊カンナが監修、キャラクターデザインを担当。制作は2Dおよび3Dアニメーションを主軸とした映像制作を行っているスタジオ雲雀。監督を務めるのは大橋明代。2人のドラマと美しい沖縄の自然を、光、色彩、音、すべてにこだわり丹念に描く。駿と実央の繊細に揺れ動く心を表現する、駿役・村田太志と実央役・松岡禎丞の演技にも注目。静かにくり返す波の音。満天の星空。ゆったりと流れていく時間。訪れたものすべてを包み込む沖縄の離島で、純粋で、あたたかく、でも不器用なふたりの恋が育まれる。

今回解禁された予告編は、夜の海辺のベンチに座り、海を眺める実央の姿から始まる。寂しそうな表情を浮かべる実央が、駿と出会い、惹かれ、「俺、シュンのこと好きだよ」と告白。優しい笑顔をみせるようになる前半と、気持ちが通じ合ったことが嬉しいと思う反面、過去の経験から同性同士という関係に悩む駿と、そんな駿の姿に心が揺れ、悲しい表情を見せる実央が切り取られている。後半へと加速していく2人の気持ちにMONO NO AWAREが歌う主題歌「ゾッコン」が寄り添う。

予告編

また、渋谷PARCO GALLERY Xにて映画『海辺のエトランゼ』アニメ原画展の開催が決定した。アニメ原画だけではなく、設定画や美術ボードといった映画を作り上げた1つ1つの資料を展示。さらに、紀伊カンナ描き下ろしの原画展オリジナルグッズの発売も決定。オリジナルグッズは、後日PARCO通販でも販売予定。入場に関しての案内は後日公式サイトにて告知予定。

会期:2020年9月4日(金)~14日(月)
営業時間:11:00~21:00(予定)/会期中無休
※新型コロナウィルス感染拡大防止につき変動の可能性があります。
会場:渋谷PARCO GALLERY X(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ地下1階)
入場料:500円(入場特典・非売品ポストカード付)
展示:アニメ原画・設定画・美術ボード、映画用に紀伊先生描き下ろしたイラスト(複製)など
展開商品:Tシャツ、アクリルクリップ、キャンバストートバッグ、クリアファイル、缶バッジ
※新型コロナウィルス感染拡大防止による入場制限につき、チケットアプリ 「LivePocket」にて事前予約優先。受付(8月14日12:00~)、空き状況により当日券を発行。詳細は PARCO ART公式ページにて掲載される予定。
※その他、新型コロナウイルス感染予防などに関する注意事項がありますので、 PARCO ART公式ページをご確認ください。

映画『海辺のエトランゼ』は2020年9月11日(金)より全国で公開!
監督・脚本・コンテ:大橋明代
声の出演:村田太志、松岡禎丞
配給:松竹ODS事業室
©紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
©紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics