『魔女見習いをさがして』の大ヒット御礼舞台挨拶が11月25日(水)に新宿バルト9で行われ、森川葵、松井玲奈、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)が登壇した。

1999年から4年間に渡りオリジナルTVアニメ作品として製作された「おジャ魔女どれみ」シリーズ。コミカルなビジュアル、「魔法少女」というテーマから抱く“わくわく”・“ファンタジー”やこれまでの「魔法少女もの」とは異なる、“困難を自分たちのチカラで乗り越える”という明確なテーマが当時の子供たちに大きな影響を与え、シリーズ最高視聴率は13.9%を記録した。本作は、「おジャ魔女どれみ」の20周年を記念し、オリジナルスタッフが奇跡の再集結し製作される新作映画。当時おジャ魔女どれみを夢中になって応援した人に贈る、大人のための新たな“魔法”の物語がいま始まる。

11月13日(金)より公開された本作。東京・渋谷(大阪、愛知でも開催中)では10月29日(木)~12月23日(月・祝)の期間限定で「おジャ魔女どれみカフェ」が開催されているが、プライベートで「おジャ魔女どれみカフェ」を訪れたという松井は「『映画を観ました』と声をかけていただいて、生でお客様の声を聞けたのがうれしかった」と明かした。百田は祖父母が映画を鑑賞したことを明かし、「これでもかってくらいほめてくれた(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

そんな本作を「いろんなことに対して背中を押してくれる作品」と表現した森川は「つまづいたりすることがあると思うんですけど、“ちょっと考え方を変えてみたら?”とか、いろんな方法で解決策を教えてくれる作品。人生のヒントが詰まっていると思います」と語った。松井は「子どもの頃に魔法を信じていた方に観てもらいたい」とコメントした。

また、“感動したシーン”について「アフレコしているときに、こらえるのが大変なくらいグッときた」と振り返る松井は「絵も素晴らしいんですけど、森川さんの素敵なお芝居が入ることによって、本当に素敵な印象的なシーンになった」とおススメシーンを語り、これに森川は「熱い!気持ち伝わってくる!」と笑顔を見せ、「オタクモードのスイッチがどうしても入ってしまう」と笑って返した。

イベントでは、本作でキャラクターデザイン・総作画監督を務めた馬越嘉彦から3人に描き下ろしのイラスト色紙がプレゼントされ、色紙を見た3人は抑えきれずに叫び声をあげてしまうほど興奮気味に。松井は「映画をやってこの3人のキャラが好きになって。3人のグッズがあまりなかったのでめちゃめちゃうれしいです!」と言葉を振り絞った。森川も「なんて言っていいか分からない」と色紙を見つめ、松井から「うれしさで言ったらどれくらい?」と聞かれると「ここまま宇宙に飛べるくらい」と表現。さらに百田が「地球がこれくらいだとしたら?」と質問すると、少し考えた森川は「結構分かりにくい例えだけど大丈夫?」と答え、笑いを誘った。

最後に森川は「たくさん観ていただいていますけど、さらに広がったらいいなという気持ちでいっぱいです」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

映画『魔女見習いをさがして』は2020年11月13日(金)より全国で公開!
監督:佐藤順一、鎌谷悠
出演:森川葵、松井玲奈、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)/千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴、宍戸留美、宮原永海、石毛佐和、石田彰、浜野謙太、三浦翔平
配給:東映
©東映・東映アニメーション