『さんかく窓の外側は夜』の大ヒット祈願イベントが1月7日(木)に都内で行われ、岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、森ガキ侑大監督が登壇した。

本作は、霊が〈祓える男〉冷川(岡田将生)と 〈視える男〉 三角(志尊淳)の2人が “除霊”という特殊能力を使い、怪奇事件の解決に挑む新感覚除霊ミステリー。連続殺人事件と呪いの謎に隠された真実に、冷川と三角の心霊探偵バディはたどり着けるのか―。常識を覆す、新感覚ミステリー・エンターテインメントが幕を開ける。

昨年1月に撮影されたという本作だが「去年の最初の仕事がこの映画の撮影で、(公開が)延期したことによって、また今年の初めにみんなで会って公開になるので、いろんな思いがこみ上げてきます」と感慨深げに振り返った岡田。志尊も「この作品をちゃんと手放した瞬間に2020年の区切りがつくのかなというくらいに2020年はこの作品で始まり、この作品で終わる」とコメント。平手は「キャストの皆さん、スタッフの皆さんが温かくていい現場だったという思いが強いありがたい経験をさせていただいた」と撮影を振り返った。

11日の成人の日にちなんで、二十歳の思い出を「大学を辞めて仕事一本でやっていこうと決めた年」と振り返った岡田は「いろんな映画もドラマも出させていただいた年でもあったので大切な時間です」と懐かしんだ。志尊は「ちょうど戦隊ものをやっていてすべてが終わったのが二十歳になった瞬間でした。グループで活動する機会が多い中で、ここからは自立しなきゃいけない、選択を求められてくる時期だなと。そこから走り始めるという区切りになった」と明かした。

そんな2人の思い出を聞いた平手は「お二方のエピソードを聞けてすごいなと思ったし、節目になる歳なのかなと思いました」とコメント。“二十歳になったらやりたいことは?”という質問に「何が出来ますか?」と逆質問。これに志尊は「僕らとしたいことありますか?」と問いかけると「ずっと言っていたお出かけがしたい」とコメント。岡田は「コロナ禍で行けないねって言っていたので。お出かけしましょうね」と笑顔で応えた。

さらにイベントでは2021年にやりたいことを漢字一文字で発表。「豊」と書いた岡田は「自分の心を豊かに、皆さんに豊かな気持ちになってもらえるような明るいニュースを届けられるように頑張っていきたい」と語り、「歩」と書いた志尊は「(去年は)自分に出来るものを模索しながらやり遂げるという気持ちで過ごさせていただいた。今年は自分自身と向き合って一回走るスピードを落として、地に足をつけて周りを見つつ歩いていきたい。自分の気持ちを楽にする部分もあるし、皆さんにもゆっくりでいいんだよというメッセージを込めて“歩”という感じにさせていただきました」と発表。続く平手は「未」と書き、「この先どういう道が待っているか分からないし、どういう道を歩んでいくか分からないので、未知という字にさせていただきました」とコメントした。

【写真・文/編集部】

映画『さんかく窓の外側は夜』は2021年1月22日(金)より全国で公開!
監督:森ガキ侑大
出演:岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見、筒井道隆
配給:松竹
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