佐々部清監督による渾身のラストストーリー『大綱引の恋』の全国公開日が5月7日(金)に決定し、併せて予告編と場面写真が解禁された。

本作は、『陽はまた昇る』(02)、『半落ち』(04)、『ツレがうつになりまして。』(11)、『八重子のハミング』(16)など数多くのヒット作を産み出し、昨年3月31日に62歳で急逝された佐々部清監督の渾身のラストストーリー。家族を軸にした物語の中で男女の愛を描く。主人公・有馬武志(三浦貴大)を通し、愛を守りたいと願う男気を爽快にドラマチックに描き切っています。鹿児島で400年以上にもおよぶ歴史と伝統を守り続けている川内大綱引のシーンには、実際の祭りのシーンが起用され、迫力ある名シーンとなって物語を盛り上げている。

今回、本作の場面写真19点、30秒及び60秒バージョンの予告編が解禁された。佐々部監督が遺した、愛おしい人、大切な人への愛の物語に注目だ。

予告編(60秒)

予告編(30秒)

ストーリー

有馬武志(三浦貴大)は35歳にして奥手の独身。鳶の親方であり“大綱引”の師匠でもある父・寛志(西田聖志郎)から常々「早う嫁を貰うて、しっかりとした跡継ぎになれ」とうるさく言われている。とある日、ふとした事件から韓国人女性研修医ジヒョン(知英)と出会い、次第に心を通わせるようになる。その頃有馬家では、母・文子(石野真子)が定年退職を宣言し女将も家事も放棄したため、妹・敦子(比嘉愛未)はじめ家族の皆が四苦八苦する。一方、年に一度の一大行事“大綱引”が迫るなか、武志はジヒョンから「あと2週間で帰国するの」と告げられる。「出会いとは?」「結婚とは?」「家族とは?」「覚悟とは?」―二人の恋を通して描かれる様々な愛の物語。

映画『大綱引の恋』は2021年5月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国で公開!
監督:佐々部清
出演:三浦貴大、知英/比嘉愛未/中村優一、松本若菜、西田聖志郎、朝加真由美、升毅、石野真子、金児憲史、金井勇太、伊㟢充則、安倍萌生、月影瞳、小倉一郎/恵俊彰(友情出演)、沢村一樹(友情出演)
配給:ショウゲート