ディーン・フジオカ、山田裕貴


フラガールの新人ダンサーたちの成長を描くオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』の追加キャストとして、ディーン・フジオカ、山田裕貴の出演が発表された。

スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽は、新入社員、つまり新人フラガールのひとりとして、フラダンスと出会い、姉と同じステージに立つが・・・。同期入社の仲間とともに、ステージから笑顔を届ける仕事を選んだ彼女たちの、彼女たちにしかできないフラを目指す日々が始まる。本作でオリジナルアニメ映画初主演となる福原遥が、フラガールだった姉の後を追い同じ世界に飛び込んだフラ初心者の主人公・日羽役を演じる。

今回、日羽たちフラガールを取り巻く重要なキャラクターとして、俳優・ミュージシャンとして国内にとどまらず海外でも幅広い活躍をし続ける、声優初挑戦のディーン・フジオカ、デビュー以降、数々の映画・ドラマ・舞台に出演し続け、主演を務めるNHKよるドラ「ここは今から倫理です。」が話題の山田裕貴が出演することが発表された。

ディーン・フジオカが演じるのは、主人公たちが勤めるスパリゾートハワイアンズの憧れの先輩社員、鈴懸涼太。オファー前から声優の仕事にいつかトライしたいと思っていたと言う声優初挑戦のディーンは自身が福島の生まれ。大島プロデューサーは「優しい歌声でふるさと(福島)の歌を歌われていた姿が、演じていただいた鈴懸涼太というキャラクターのまなざしの温かさや佇まいにリンクすると思った」と起用理由を語る。現場での様子は「ストイックに取り組まれており、物語後半の主人公・日羽との掛け合いの場面は、完成前なのにジーンときました」とディーン・フジオカの新たな一面を期待させる。

山田裕貴が演じるのは、おとぼけキャラだが情に厚く、日羽たちと一喜一憂を共にするマネージャー、平和人。元々アニメ好きという山田は、総監督を務める水島精二(「鋼の錬金術師」『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』)の大ファンと公言。数年前に見に行った舞台で偶然水島を見かけて話しかけ、それ以来交流があるという。「リスペクトし合うお2人の現場での化学反応を楽しみにしていた」と言う大島プロデューサーは、現場での様子を「様々な演技プランをもって収録に臨んでいただきました。平マネージャーが登場するたび、お客様が笑ってホッとできるような平マネージャーにぜひ癒されていただきたいです。」と話し、セリフをすべて覚えてアフレコに臨んだ山田の熱量がどのように表現されるのか楽しみだ。

ディーン・フジオカ(鈴懸涼太役)コメント

以前から声優のお仕事をやってみたいと思っていたので、本作品に参加させて頂き本当に嬉しく思います。
また、この物語は自分の故郷でもある福島を舞台にしたストーリーということで、生まれ故郷とのつながりの中で改めて自分に何ができるのかを考えるきっかけを頂きました。
自分の置かれた場所で、何があっても諦めず、全力で努力し続けることの大切さを教えてくれる、そんな力を持った作品になっていると思います。
この物語が一人でも多くの方に伝わることを心より願っております。

山田裕貴(平和人役)コメント

自分がデビューした当時からずっと大好きだった作品の監督である水島総監督の作品にお声がけいただいて、本当に嬉しくて前のめりで参加させていただきました。振り返るのも大事だけれど、変えられる1秒先のために前に進もうよというメッセージが込められている作品だと思っているので、観ていただく方にとってもそんな風に感じてもらえると嬉しいです。
参考に見せていただいた映像が素晴らしく、完成したら自分の想像をはるかに超えてくるのは間違いないので僕自身、完成を楽しみにしています。

映画『フラ・フラダンス』は2021年初夏に公開!
総監督:水島精二
監督:綿田慎也
配給:アニプレックス
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