『フラ・フラダンス』の公開御礼舞台挨拶が12月11日(土)に新宿バルト9で行われ、福原遥、ディーン・フジオカ、水島精二総監督が登壇した。

スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽は、新入社員、つまり新人フラガールのひとりとして、フラダンスと出会い、姉と同じステージに立つが…。同期入社の仲間とともに、ステージから笑顔を届ける仕事を選んだ彼女たちの、彼女たちにしかできないフラを目指す日々が始まる。本作でオリジナルアニメ映画初主演となる福原遥が、フラガールだった姉の後を追い同じ世界に飛び込んだフラ初心者の主人公・日羽役を演じるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカが出演。

12月3日(金)に公開された本作だが、登壇者にも周囲からの反響は寄せられているようで、自身のInstagramのコメントを見て「私自身も勇気づけられて、この作品に関われてよかったなと、感想を見るのを楽しみにしています」と笑顔を見せた福原。

本作では登場キャラクターの成長を描いているが、“最近成長したことは?”という質問に「お口がおこちゃまと言いますか…」と切り出した福原は「コーヒーとか飲めなくて、わさびも食べられるようなかっこいい大人になりたいと思って。徐々にコーヒーもミルクを入れて飲んでみたり、わさびも徐々につけて慣れていったような気がして、舌が成長したなって感じました」と明かした。これに「(コーヒーは)ブラックでしか飲まないです」というディーンに、福原は「いずれは私もかっこよくブラックで飲みたいと思います」とさらなる“成長”への決意を語った。

福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズが舞台の本作だが、福島県出身のディーンは「自分が生まれる前からあった」というハワイアンズに「生まれ故郷の日常の一部が、こういった大きな映像作品の舞台になっているのが、不思議でもあるし誇りを感じる。故郷にとってこの作品が与える影響は大きいだろうなと思います」と感慨深げに語った。

また、本作が声優デビューとなったディーンは、本作について「自分にとって新しいスタート、声優としてデビューをさせていただいて、かつ生まれ故郷の福島を舞台にした特別な作品です。この作品を見たら、みなさんのハートのやわらかい部分に響くんじゃないかな」とコメント。

最後の福原は「温かいコメントをたくさんいただいて、前向きさや一歩踏み出すことの大切さだったり、明るい気持ちがみなさんにちゃんと届いていると感じてうれしく思っています。たくさんの方の愛が詰まった作品で、細かい部分までたくさん楽しんでいただきたいです」と本作をアピールした。

イベント実施に合わせて、特別映像「日羽を取り巻く人々編」が解禁され、これまで明かされていなかった豪華キャストも発表された。今回発表されたボイスキャストは、夏凪真理役で出演する早見沙織がCoCoネェさん役でも出演、ほかに塩屋崎あやめ役が相沢梨紗、カピリナなずな役が上坂すみれ、日羽役<子供時代>が東山奈央、日羽の父役が三木眞一郎、日羽の母役が中村繪里子、菜子役が奥野香耶、せり役が本泉莉奈、コージ・レックス役が木村昴。

特別映像

【写真・文/編集部】

『フラ・フラダンス』は全国で公開中!
総監督:水島精二
監督:綿田慎也
配給:アニプレックス
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