『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』の公開アフレコが2月8日(月)に都内で行われ、賀来賢人、後藤淳平(ジャルジャル)が登壇した。

“未来の発明ショー”のため、見たこともない発明品の数々や、発明家たちがソドー島に大集合、とんでもない騒動が巻き起こる本作。劇場版最新作である本作には、日本からやってきた新キャラクター・ケンジが登場。ケンジは最先端の電気エンジンで自慢のスピードは世界一。“未来の発明ショー”の目玉としてソドー島にやってくる。気さくで誰からも好かれるケンジだが、これから起こる大事件に巻き込まれることをまだ知らない・・・。未来への夢と好奇心に満ち溢れたトーマスと仲間たちの新たな冒険が待っている。

11年ぶりの日本生まれの新キャラクター・ケンジ役の賀来賢人と、個性的な新キャラクター・サニー役の後藤淳平。『ライオン・キング』(2019)のシンバ役に続いて2作目のアフレコとなる賀来は、近況として第二子誕生という喜ばしいニュースも飛び込んだことを紹介。本作が初の声優となる後藤は「『きかんしゃトーマス』は僕も通って来ていますし、うちの子どもも通ってますので、二世代でお世話になっているトーマスのアフレコに参加させて頂いて幸せです!」と気合十分。パパ同士の超強力タッグで盛り上がる2人は、この日が初対面ということで「僕が20歳くらいの頃からテレビで活躍されていたのを拝見していたので、初めましての感じがしないですね!親近感を感じます」と賀来、後藤は「僕も『今日から俺は!!』などドラマや映画で拝見していて、子どもも大ファンなんです。僕がトーマスに出演することと同じくらい、賀来さんとパパが一緒に仕事をする、ということに超テンションが上がっていました」とそれぞれお互いの印象を明かした。

賀来は「小さい頃からトーマスを観て育ちましたし、子どもが産まれてまたトーマスを観る機会が増えた矢先に日本から来た超特急ケンジ役のオファーをいただきました」と明かし、「僕の顔もケンジに似ていて、見れば見るほど運命なんじゃないかな?と思い、オファーを受けさせていただきました。眉毛が似ているのかな?すごく親近感があります」と話した賀来。後藤も「僕も家族から『パパとサニーは似ている』と言われていたんですけど、役に顔が寄ってくるんですかね?トーマスは親子二世代で通ってきているので、お話頂いたときは是非やらしてください!と嬉しかったです」と振り返った。

アフレコを終えて、「普段は自分の体や表情に加えて声を演じますが、(アフレコは声だけなので)やっぱり難しかったし、自分の声を録音して聞かして頂くとすごく変な感じがしました。演じていくうちにだんだんケンジのキャラクターに馴染んできましたが、プロの声優さんの声を聞くとすごい技術だなと感心します。僕ももっと声優のお仕事を経験して、レベルアップしたいです」と振り返る賀来。後藤は「僕は初めてだったので、声色はどういう感じがいいんだろうと、家で色々な声を出して練習していました。僕が映像を止めながら繰り返し練習をしている横で、子どもたちは物語にのめり込んでいて『止めんといて!』とか言われました(笑)結果的に自然な自分の声がいいだろうと思って、“機関車”のキャラクターなんですけど人間くさく演じさせていただきました。サニーは共感できる部分が多いので気持ちが入りやすかったです」と役作りを明かした。

最後に賀来は「『きかんしゃトーマス』では仲間と助け合ったり、日本からケンジもよそ者とせず皆すぐに受け入れます。仲間を大切にしたり、人を受け入れる気持ちなど大事なことを僕も学んだ気がするので、映画館に来てくださったお子さんたちにも作品を楽しみつつ、こういうことも受け取ってくれたら嬉しいです」、後藤は「サニーみたいに多少失敗をしても、自分が頑張ることで周りの信頼も取り戻せるし、やり直せるよというメッセージを受け取ってほしいです。また『きかんしゃトーマス』シリーズはキャラクターが多いので、この機関車はあいつっぽいな、と誰かと照らし合わせて観るのも楽しいと思います」と本作をアピールした。

『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』は2021年3月26日(金)より全国で公開!
監督:イアン・チェリー&ジョーイ・ソー
声の出演:比嘉久美子、田中完/ゲスト出演:賀来賢人、後藤淳平(ジャルジャル)
配給:東京テアトル
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