昨年の授賞式の様子


18回目の開催となる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021」コンペティション部門の作品公募が2月15日(月)より開始される。

18回目となる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021」は9月25日(土)~10月3日(日)に開催を予定。開催方式・内容の詳細については、今後の新型コロナウイルス感染症の状況等を考慮の上、後日発表される。昨年は初のオンライン開催となり、9日間で上映作品24本が合計8,142回視聴された。

今回、2月15日(月)から4月5日(月)までの期間に、コンペティション部門(国際コンペティション・国内コンペティション)の作品を公募することが発表された。

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」は“若手映像クリエイターの登竜門”として、映画界の未来を担う新たな才能の発掘と育成を主たる目的としており、これまでに海外作品では、カンヌ映画祭4冠を達成したトルコの巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督(『うつろいの季節』)、『シンプル・シモン』のアンドレアス・エーマン監督、『彼の見つめる先に』のダニエル・ヒベイロ監督、『家へ帰ろう』(映画祭上映タイトル『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』)のパブロ・ソラルス監督など、世界各国の新鋭をいち早く紹介してきた。

また、国内作品では今年『孤狼の血 LEVEL2』の公開も控える白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『ピンカートンに会いにいく』の坂下雄一郎監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『岬の兄妹』の片山慎三監督、昨年劇場公開された『泣く子はいねぇが』の佐藤快磨監督、『滑走路』の大庭功睦監督らが本映画祭での受賞・ノミネートを契機に劇場公開や商業映画デビューへと羽ばたいている。

今回作品が募集されるコンペティション部門の国際コンペティションは広く世界中から、長編部門と短編部門の二部門に分かれた国内コンペティションは国内作品を対象に、エンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を募集。ノミネート作品は映画祭期間中に上映し、著名な映画人等による最終審査を経て、最優秀作品賞をはじめ各賞が授与される。

コンペティション部門公募概要

公募期間:2021年2月15日(月)~4月5日(月)必着
公募部門:国際コンペティション、国内コンペティション
応募方法:映画祭公式サイト内オンラインエントリーフォームから応募
公募対象作品:
●国際コンペティション(長編作品のみ/国内作品・海外作品対象)
 長編映画制作本数が3本以下の監督による60分以上の作品
●国内コンペティション(長編部門、短編部門の2部門/国内作品のみ対象)
[長編部門]長編映画制作本数が3本以下の監督による60分以上の国内作品
[短編部門]商業公開された長編映画を制作したことがない監督による15分以上60分未満の国内作品
※各部門ともに実写作品(ドラマ・ドキュメンタリー)、アニメーション作品のいずれも応募可能。
※ノミネート結果、賞構成、審査員は後日記者発表および公式サイトにて発表予定(参考:2020年賞金総額230万円)
※応募規約および応募方法の詳細は2月15日(月)より映画祭公式サイトで公開される。
 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 公式サイト