A.B.C-Z主演の連続ドラマ『ワンモア』の完成報告会が3月8日(月)に都内で行われ、A.B.C-Z(戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一、河合郁人、橋本良亮)、榊英雄監督、よゐこ・濱口優が登壇した。

物語は、定時制高校を舞台に、それぞれに事情を抱えながらも、他人の人生と触れ合うことで自らと向きあい、成長をしていく5人の若者の姿を描く。舞台となる定時制高校は年齢や境遇の違う若者たちが集まる場所なので、今まで見たことがない彼らが引き出せるよう“逆当て書き”されたキャラクターが、彼ら等身大の年齢=姿で描かれている。

本日3月8日(月)よりAmazon Prime Videoで先行有料配信が開始された本作だが、今回メ~テレで4月5日(月)24:15より、TVK(テレビ神奈川)で4月10日(土)22:30より放送開始されることが決定した。定時制高校を舞台にした本作に、「ユニークな角度でドラマができるのがA.B.C-Zっぽい。何かに挑戦したり、取り組んだりすることに年齢のリミットはない、いつだって青春だというメッセージが込められています」と本作への取り組みに意気込みを見せた戸塚。

きっかけは2019年にメ~テレとA.B.C-Zがタッグを組んだ「ぼくらのショウタイム」のイベント時に橋本が“学園ものをやりたい”と言ったことだという榊監督。そのエピソードについて「学園ドラマやりたいとプッシュさせていただいて」と振り返る橋本だが、「(本作の)台本読んでて楽しいなと思ったんですけど・・・僕が思ってる学園ドラマじゃなかった。僕が思ってるのは、少女漫画に出てくるようなブレザー着て、手をつないで、デートとか行ったりっていうのを想像してたんですけど」と明かすと、ほかのメンバーは大爆笑に。しかし、橋本は「いい意味でもっと楽しめたと思いました」とまとめた。

本作には教師役で出演している五関は「教師で副担任。教師役だし、河合の下なんだといろんな驚きがありました」と明かし、これに河合からは「それはいいでしょ!(笑)」とツッコミが入る場面も。その五関は“憧れの教師像がある”という教師の役どころだが、「資料として映像を用意していただいたり、練習したおかげで完璧だったんじゃないかと」と自信を見せ、さらに「自分で言うことじゃないのかな。俺、カメレオン俳優だと思いました」と言うと、メンバーは爆笑となった。

イベントの中盤では、突然塚田が「壁にもたれてるのって濱口さんじゃないですか?」と話し出すと、取材陣に混ざってイベントを見守っていたよゐこ・濱口がサプライズ登壇。メ~テレの番組「デルサタ」がきっかけで作られた本作だが、そのMCを務める濱口は本作にも出演しており、「ドラマやってるときはかっこいいです。気軽に声はかけづらい」とそのオーラに圧倒されていた様子で「表情が違います」と称賛した。

最後に橋本は「気分が沈んでいらっしゃる方もいると思うんですけど、みなさんの背中を押すようなドラマになっていると思います。楽しんで観てください」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

ドラマ『ワンモア』はAmazon Prime Videoにて先行有料配信中、4月5日(月)よりメ~テレで放送!
監督:榊英雄
主演:A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)
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