映画『地獄の花園』に出演する永野芽郁、広瀬アリス、遠藤憲一、そして脚本を担当したバカリズムが現在放送中の月9ドラマ『イチケイのカラス』にゲスト出演することが発表された。

映画『地獄の花園』は、真面目に働き、日本の経済を支える日本のOLたち。花園のようにも見える華やかな彼女たちの職場では、実は裏で地獄のような派閥争いが行われている……なんと拳(こぶし)で。そんな地獄のような花園のような世界を描いた本作。日本中のOLが抗争を繰り広げる壮大なストーリーをオリジナル脚本で手掛けたのはバカリズム。その世界観を唯一無二の映像美で表現するのはPerfume、サカナクション、星野源のMVを手掛ける関和亮監督。普通のOLライフに憧れる主人公・直子役を永野芽郁、カリスマヤンキーOL蘭役を広瀬アリス、OLたちを牛耳る“悪魔の朱里”役を菜々緒が演じる。

現在放送中の月9ドラマ『イチケイのカラス』は、民放連ドラ初となる刑事裁判官が主人公の爽快リーガルエンターテインメント。竹野内豊演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描く。人間くさい刑事裁判官たちの活躍や葛藤を描き、笑いあり涙ありのヒューマンドラマとして大きな話題を呼んでいる本作は、竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、山崎育三郎、小日向文世らメインキャストをはじめ、各話に登場する多彩なゲスト陣、さらには傍聴マニア“みちおを見守る会”メンバーとして週替わりで登場する旬なお笑い芸人といった豪華な顔ぶれにも注目が集まっている。

今回、『イチケイのカラス』の豪華ゲストとして、映画『地獄の花園』から永野芽郁、広瀬アリス、遠藤憲一、そして脚本を担当したバカリズムが登場することが決定した。かつて竹野内主演の連続ドラマ『素敵な選TAXI』(2014年、関西テレビ)で脚本を務めたバカリズムが、自身も喫茶店のマスター役で出演したことをきっかけに竹野内と親交を深め、その関係性から今回のコラボが実現した。

コラボ第1弾として、4月26日(月)放送の第4話に永野、広瀬、遠藤の3人が被告人役で登場。ヤンキーOLの派閥争いを描くノンストップコメディー映画『地獄の花園』での体当たり演技が注目を集める3人だが、『イチケイのカラス』でも負けず劣らずの強烈キャラを見せつける。永野は美人局の罪で起訴された女、広瀬は銃刀法違反を犯した極道妻、そして遠藤はさい銭泥棒の常習犯とそれぞれアクの強い被告人を演じ、東大卒のエリート裁判官・坂間を前にひたすら挑発的な態度を繰り返す。

そして、コラボ第2弾として5月10日(月)放送の第6話にバカリズムが被告人役で登場。窃盗だけで前科6犯、絶対に人を傷つけず、お金が余っていると踏んだ家しか狙わない美学を持つ、泥棒という仕事に魅せられた男・岸田茂を演じる。ひょうひょうとした立ち振る舞いで、本心を一切見せない岸田の本当の目的とは?そんなミステリアスな岸田をバカリズムがどう演じるのか注目だ。竹野内との親交とは打って変わり、ドラマでは裁く者と裁かれる者という立場。法廷で対峙する竹野内とバカリズムの緊迫した競演に注目だ。

バカリズム コメント

「竹野内さんとは『素敵な選TAXI』以来の共演だったので、参加させていただけてうれしかったです。しかも監督が星野(和成)さんで、さらには升(毅)さんもいたので、個人的には2割くらい『素敵な選TAXI』感覚で安心感がありました。ただ、とてつもない長台詞(ぜりふ)があったので本番は吐きそうでした」

『イチケイのカラス』第4話は4月26日(月)21時~21時54分にフジテレビ系で放送。

映画『地獄の花園』は2021年5月21日(金)より全国で公開!
監督:関和亮
出演:永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、勝村政信、松尾諭、丸山智己、遠藤憲一/小池栄子
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2021『地獄の花園』製作委員会